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【米国株動向】再生可能エネルギーへの移行で注目される3銘柄

3/6 10:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2021年2月22日投稿記事より 

環境に悪い影響を与える燃料からクリーンエネルギーへと急速に転換する動きが、世界的に広がっています。

石炭の使用量は減少し、風力や太陽光の発電量は上昇しています。

電気自動車の売上は増加しており、石油エネルギーすら、崩壊の兆しが見えています。

この転換が進むにつれて、再生可能エネルギー関連事業の中には、爆発的に成長する可能性がある分野がいくつかあると考えられます。

モトリーフール3名の寄稿者(トラビス・ホイム、ハワード・スミス、ジェイソン・ホール)は、発電機器メーカーのブルーム・エナジー (NYSE:BE)、再生可能エネルギーのインフラ会社アトランティカ・サステナブル・インフラストラクチャー (NASDAQ:AY)、低温機器を製造する金属メーカーのチャート・インダストリーズ (NYSE:GTLS)が、有利な位置についていると考えます。
再生可能エネルギーの貯蔵ニーズに応える
トラビス・ホイム(ブルーム・エナジーについて):今後数十年かけて再生可能エネルギーへの移行が本格的に進めば、エネルギーを貯蔵するシステムへの需要が高まるでしょう。

風力や大量エネルギーはもともと不安定なものであり、安定的な電力供給を行うためには貯蔵が欠かせないからです。

電池は、秒・分・時間単位でのエネルギー不足を補い始めています。

しかし、もし日・週といった長期間にわたって再生可能エネルギーが供給されない場合はどうしたら良いでしょうか。

そこで水素の出番となります。

ブルーム・エナジーは、空気中の水素や酸素を貯めて水や電気に変換する、産業用燃料電池を製造します。

さらに現在テスト中の電解槽は、このシステムを逆方向にし、再生可能エネルギー電力や水から水素を生成し、貯蔵することを可能にします。

ブルーム・エナジーの売上と粗利益は、ここ3年間継続して向上しています。

再生可能エネルギーへの転換で、クリーンエネルギーを大容量で貯蔵する必要性が高まると考えられますが、ブルーム・エナジーは、これに応えることができる企業であり、投資家にとっては長期的なリターンが見込める銘柄となるかもしれません。

【米国株動向】長期保有に向く米国エネルギー株3銘柄
インフラの価値
ハワード・スミス(アトランティカ・サステナブル・インフラストラクチャーについて):再生可能エネルギーを生産するキャパシティの拡大は途上にありますが、投資家がこれに関わる方法はいくつもあります。

アトランティカ・サステナブル・インフラストラクチャーは、世界各地に再生可能エネルギー発電施設のポートフォリオを保有・稼動しています。

顧客とは長期契約を結んでおり、売上は安定的に増加しています。

一方で、他の比較的名前が知られた競合他社と比べると株価は割安です。

アトランティカのポートフォリオを構成する資産は、北米、南米、スペイン、アルジェリア、南アフリカなどに跨ります。

2020年度第3四半期業績発表のプレゼンテーションで同社は、成長戦略は軌道に乗っており、“特定した投資機会に対する強力なパイプライン”を着実に確保していると述べています。

アトランティカの配当利回りは執筆時点で4%超です。

さらに同社は、増配を続けるために十分なキャッシュフローを創出しています。過去3年間で増配額は35.5%増となっています。

アトランティカには、再生可能エネルギー以外にも天然ガスや水資源関連施設も保有しています。

しかし2020年第3四半期(9月末を末日とする)には、再生可能エネルギー関連事業は売上の80%を占めています。

再生可能エネルギー銘柄を検討する投資家にとって、アトランティカはポートフォリオの優れた構成銘柄となるでしょう。

同社の資産ベースは拡大を続け、それを利用して配当実施に必要な現金を創出するはずです。

再生可能エネルギーセクターに対しては、よりアグレッシブに投資する方法もありますが、アトランティカはインカム成長が見込め、さらにキャピタルゲインの可能性もあるでしょう。

【米国株動向】株価が急騰したブルックフィールド・リニューアブル、なお注目できるか
新たな未来
ジェイソン・ホール(チャート・インダストリーズ):米シンクタンクのブルッキングス研究所によると、世界の人口の半数以上はすでに中流階級となっており、2020年から2030年の間に、さらに13億人増加するとみられています。

そして必要最低限の生活をしていた人が可処分所得を持つようになることで、より安価でクリーンな電力の需要が高まると考えられます。

石炭燃料から離れ、再生可能エネルギーや、さらに天然ガスへの移行が進むということです。

この変化は、極低温ガス精製のための装置や貯蔵機器を製造するチャート・インダストリーズにとって歓迎すべきことです。

同社は先日2020年度の業績を発表しましたが、粗利益、利益率、営業利益、1株あたり調整後利益はいずれも過去最高を記録し、今期以降に計上される受注残も過去最高を記録しました。

経営陣はさらに、2021年のガイダンスも引き上げています。

さらに同社は、2020年第4四半期に炭素回収、水処理、水素関連の資産に対し、買収や投資を5件行っています。

専門技術によって近い将来の天然ガスへの転換に備えると同時に、炭素回収や水処理が重要な役割を果たす低炭素の未来に向けて準備しています。
再生可能エネルギー銘柄への大きな投資チャンス
電気市場単体でも年間市場規模は数兆ドルあることから、クリーンエネルギーへの転換をリードする企業は、巨大な市場を見込んでいます。

ブルーム・エナジー、アトランティカ・サステナブル・インフラストラクチャー、チャート・インダストリーズは、各市場で地位を築いています。

今後数十年間成長を続ける可能性があり、注目すべき企業だと言えるでしょう。

The Motley Fool

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最終更新:3/6(土) 10:00

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