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明日の戦略-大幅安で直近安値を下回る、チャート形状悪化で下振れを警戒

3/4 16:28 配信

トレーダーズ・ウェブ

 4日の日経平均は大幅反落。終値は628円安の28930円。金利上昇への警戒からナスダックが大きく下落したことを嫌気して、300円超下げて始まった。3万円が遠のいたことでその後も売りが続き、前場のうちに下げ幅を500円超に広げた。後場に入ってもしばらくは下値を試す流れとなり、安いところでは800円超下げる場面もあった。13時以降は持ち直す動きが見られたものの、戻りは限られ、終値で29000円を下回った。

 東証1部の売買代金は概算で2兆7600億円。業種別では海運や不動産、銀行などが上昇している一方、非鉄金属や情報・通信、その他製品などが下落した。主力株を手掛けづらい地合いの中で、直近IPOの室町ケミカルが商いを集めて20%超の上昇。半面、ファーストリテイリングが後場に入って下げ足を強めて5%を超える下落。終値で10万円を下回った。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり787/値下がり1295。リコーが大規模な自己株取得と消却を発表し、場中は値が付かずストップ高比例配分。日経新聞で容量が世界最大級の全個体電池を開発したと報じられた日立造船がストップ高と、好材料のあった銘柄には資金が殺到した。証券会社のリポートなどを材料に海運株が強く、日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社がそろって大きく上昇した。米長期金利上昇を受けて、九州FGや西日本FGなど銀行株が買われており、新生銀行は5%近い上昇。上期の見通しを引き上げたナトコが急伸した。

 一方、金利上昇でグロース株が売られる中、ソフトバンクGが5%を超える下落。任天堂やソニー、日本電産、エムスリーなど、グロースの代表格的銘柄が大幅安となった。BASEやメルカリなどマザーズの主力銘柄も軟調。住友鉱山や三井金属など、非鉄株の一角にも非常に弱い動きが見られた。前日に大きく上昇したJALやANAは利益確定売りに押されて下落。ファイナンスが嫌われたアルファクスフードが急落した。

 日経平均は大幅安。安値は28711円まであり、2月26日の安値28966円を下回った。終値(28930円)では25日線(29292円、4日時点、以下同じ)も明確に割り込んでおり、テクニカル面からは一段の下振れも懸念される。週末の米雇用統計が反転材料になるとの期待も出てくるが、あすに関しては、まだ売りが止まらないかもしれない。とは言え、週足で見ればチャートは大きく崩れてはいない。今週は週初に大きく上昇しており、週間ではきょう時点でわずか36円の下落にとどまる。下には13週線(28206円)が控えており、この手前の28500円辺りまで下げるようなら、短期勝負での突っ込み買いにも妙味がある。

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最終更新:3/4(木) 16:28

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