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【米国株動向】人気米国株の目標株価について

3/3 10:30 配信

The Motley Fool

株価チャートの右側を推測するために参考にすべきデータとして、アナリストらによる目標株価があります。

本記事では、目標株価に注目するメリットや人気銘柄の目標株価について紹介します。
目標株価とは
目標株価とは、証券会社や金融機関に勤めている証券アナリストらが、特定企業の事業分析や取材などを通して試算した株価のことを指します。

証券会社などが発行した企業レポートは顧客に対して提供されることが多いです。

各アナリストによって目標株価の定義は様々であり、統一性はありません。

ただ一般に1年から2年くらいの期間を想定している場合が多いように感じます。

目標株価を調べる方法として、Yahoo! Finance USを利用する方法がありません。

検索欄にティッカーシンボルを入力することでアナリストらによる目標株価の平均を知ることができません。
目標株価を利用することのメリット
目標株価を利用することのメリットについてまず紹介します。

目標株価を利用することのメリットのひとつは、プロの意見を自身の投資判断に加えることができることです。

アナリストらは目標株価を算出する際に、企業の決算書だけでなく、企業に対するインタビューや内部情報などを参考にします。

決算短信や有価証券報告書は、一般の人も参照することができますが、米国企業の決算短信や有価証券報告書は英語で書かれています。

専門的な用語や企業ごとに特徴のある言い回しなどを行うため、英語能力にたけていないと、読み込むことは難しいです。

一般の人が読み込むことが難しい決算短信や、一般の人が知りえない情報をもとにしてアナリストらが算出する目標株価を投資判断に利用することには、一定の合理性を認めることができるのではないでしょうか。
目標株価を利用することのデメリット
アナリストらが算出している目標株価を利用することにはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。

アナリストらの中には証券会社などに属している人もいます。

証券会社は顧客が株式の取引をすることによって得る手数料などを収入源にしています。

そのため自社の利益追求のために目標株価の算出を行っている可能性があると言えます。

株価が上昇している際に目標株価を上げることで、顧客がさらに株式を購入してくれる可能性を高めるなどの意図が隠れている可能性もあります。

ただ実態を大きく乖離した目標株価を設定すると、その企業やアナリストの評判に影響する可能性もあるため、大それた目標株価を算出しないと考えることができると言えるでしょう。
目標株価を利用する際に気を付けるべきこと
先ほど見てきたように、目標株価にはメリットとデメリットの両方があります。

目標株価を利用する際に気を付けるべきことについて確認します。

まず目標株価の算出時期についてです。

市場において株価は常に変化し続けていますが、目標株価はその都度更新されているわけではありません。

決算や重大な発表などがあれば目標株価が見直される場合がありますが、常に更新されているわけではないことを頭に入れておく必要があります。

またデメリットの際に紹介した通り、証券会社などが自社利益のために目標株価を操作している可能性がある点です。

目標株価は参考程度に活用し、その企業の財務状況などについては極力自身でも確認する必要があると言えるでしょう。
人気銘柄の目標株価について
ここで人気銘柄の目標株価について見ていきましょう。
アップル(NASDAQ:AAPL)
執筆時時点におけるアップルの株価は124ドル前後となっています。

それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は151.75ドルとなっています。

現在の株価よりも20%以上高くなっています。ただ目標株価の下限は83.00ドル、上限は175.00ドルとなっており、幅が非常に広くなっています。

アナリストらの間でも意見が割れているという証拠であり、このようなケースにおいて、目標株価に頼りすぎた投資を行うことはリスキーであると言えるのではないでしょうか。
アマゾン(NASDAQ:AMZN)
執筆時時点におけるアマゾンの株価は3,123ドル前後となっています。

それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は4,010.49ドルとなっています。

現在の株価よりも25%以上高くなっています。

また目標株価の下限が3,048.00ドル、上限が5,200.00ドルとなっています。

下限が現在の株価に非常に近い値となっていることから、アマゾンの株価は1~2年のスパンにおいては、上昇する可能性が高いと予想することができるのではないでしょうか。
マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)
執筆時時点におけるマイクロソフトの株価は230ドル前後となっています。それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は273.43ドルとなっています。現在の株価よりも18%前後高くなっています。ただ目標株価の下限は180.00ドル、上限は315.00ドルとなっています。アップルと同様に、目標株価の幅が非常に広いことから、目標株価をあてにして投資判断を行うことはリスクある行動であると言えるのではないでしょうか。
コカ・コーラ(NYSE:KO)
執筆時時点におけるコカ・コーラの株価は50ドル前後となっています。

それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は57.37ドルとなっています。

現在の株価よりも15%ほど高くなっています。

また目標株価の下限は50.00ドル、上限は67.00ドルとなっています。

下限が現在の株価に非常に近い値となっていることから、コカ・コーラの株価は1~2年のスパンにおいては、上昇する可能性が高いと考えることができるのではないでしょうか。
ビザ(NYSE:V)
執筆時時点におけるビザの株価は215ドル前後となっています。

それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は241.14ドルとなっています。

現在の株価よりも10%以上高くなっています。

また目標株価の下限は216.00ドル、上限は270.00ドルとなっています。

現在の株価が目標株価の下限と近くなっていることが分かります。

したがって、ここ1~2年のスパンにおいて、ビザの株価は上昇する可能性が高いと考えることができるのではないでしょうか。
ナイキ(NYSE:NKE)
執筆時時点におけるナイキの株価は135ドル前後となっています。

それに対してアナリストらによる同社目標株価の平均は162.65ドルとなっています。

現在の株価よりも20%以上高くなっています。

また目標株価の下限は110.00ドル、上限は185.00ドルとなっています。

目標株価の幅が広く、今後の動きを目標株価から予測することは難しいとの判断をすることができるのではないでしょうか。
まとめ
今回は証券会社や銀行などの金融機関が算出し、発表している目標株価について扱いました。

目標株価はプロであるアナリストらが算出した指数ではあるものの、目標株価にはメリットやデメリットがあるため、それらを理解したうえで、活用する必要があると言えます。

目標株価に対してあまり良い印象を持たない人も散見されますが、目標株価がなければ相場は方向性を失い、今よりも急騰や急落が発生しやすくなっていると考えられます。

目標株価が相場の動きに対して一定程度の影響を与えているものの、絶対的なものではないことを頭に入れておくべきだと考えます。

自身の投資判断の材料のひとつとしてうまく活用し、よりよい投資を行っていきましょう。

The Motley Fool

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最終更新:3/3(水) 10:30

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