IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【米国株動向】株価が10倍に上昇する銘柄の見つけ方

2/27 11:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2021年2月15日投稿記事より

投資家の夢は株式市場で財を成すことです。

幸運にも購入した銘柄の株価が購入後に10倍に上昇して「テンバガー」(株価が10倍に上昇した銘柄)に変身すれば、その投資家は至福の境地に達することでしょう。

では、テンバガーをどうやって見つけるのでしょうか。

以下、テンバガーを見つけるためのテクニックと理論を、成功している投資家でもあるモトリーフールの3人の寄稿者が解説します。
テンバガーは待っている人のところにやってくる
バーバラ・アイズナー・バイエル:テンバガーになり得る株式を探している投資家は、先見の明のある経営陣を擁し、優れた製品とサービスを持ち、時価総額の低い企業を見極める必要があります。

経営陣が忍耐強くて長期的な展望を持つことは絶対的な必要条件です。

筆者は、今を遡る2012年8月22日、後に1,302%のトータルリターンをもたらした銘柄を見つけました。

筆者が購入したとき、その銘柄は当時の史上最大規模のハイテク新規株式公開(IPO)を実施したばかりでしたが、その後株価は大幅に下落しました。この銘柄こそ、あのフェイスブック(NASDAQ:FB)です。

IPOの段階で同社のユーザー数は8億4,500万人でしたが(2020年第4四半期終了時点は28億人)、筆者もそのなかの一人でした。

フェイスブックの分かりやすいインターフェースを通じて世界中の家族とつながることができたため、筆者はこのソーシャルメディアに夢中になりました。

先見の明のある同社のリーダー、マーク・ザッカーバーグ氏にも感銘を受けました。

筆者はフェイスブックの38ドルという公開価格はかなり割高だと考え、様子を見ることにしました。購入を決めたのは19.29ドルまで下がったときです。

その後、17.73ドルの底値に下落しましたが手放しませんでした 。

フェイスブックは筆者が考える要件をすべて満たしています。

素晴らしいサービスと先見の明のあるリーダーを持ち、企業規模は十分に小さかったからです。

しかし最も重要なことは、同社が驚くべき可能性を秘めていたことです。

とはいえ、同社がテンバガーの地位を獲得するための重要な要因はもう一つありました。

それは待つことです。筆者が同社の株を購入したとき、次のように自分に言い聞かせました。

「自分は長期的な投資家なのだから、人に勧めていることを実践しよう。良い時も悪い時も、フェイスブックに何が起ころうとも手放さなれば、自分の長期投資セオリーが成功するかどうかを確認できるはず」。

筆者はその言葉通りに行動しました。

規制のハードル、プライバシーの問題、検閲、コンテンツの課題、訴訟などの問題が次々と起こったにもかかわらず、同社の株を手放すことはありませんでした。同社がInstagram(インスタグラム)、What's App(ワッツアップ)、Oculus(オキュラス) VRといったスタートアップを買収したときも、やはり手放しませんでした。

これらの買収はいずれも大きな成功だったことが判明しつつあります。

筆者が同社に長期的なビジョンを持っていたからこそ、今ではテンバガーを超えるテンバガー・プラスになっているのです。
理想的なテンバガー候補が備えるべき資質とは?
チャック・サレッタ:筆者の理想的なテンバガー候補とは、以下のすべての目標に向かって進んでいる企業です。

・顧客の重要なニーズに応える事業ラインアップ

・十分な利益率を可能にする参入障壁(モート)

・収益力が持続的なレベルに達するまでの資金調達能力

・企業のライフサイクルにおける初期の段階にあり、バリュエーションが割高に見えてもそれを補うだけの成長余地を備えていること

ロボット外科手術分野のパイオニアとして創業間もなかったころのインテュイティヴ・サージカル(NASDAQ:ISRG)は、上記の要因の組み合わせを満たしていたため、筆者のテンバガー候補となりました。

筆者が同社に関するリンク付きの記事を最初に公開したときの株式分割調整後株価は33.83ドルでしたが、直近の株価はその10倍を優に上回る807.81ドル(本稿執筆時点)となっています。

同社が切り開いたロボット外科手術の分野は、患者の回復時間の短縮、医師の視認性の向上、輸血の必要性の低下など、いくつかの重要なニーズに対応しました。

病院は、これらの利点に鑑み、数百万ドルに上るロボットシステムへの投資には価値があると判断し購入します。

インテュイティヴ・サージカルのロボットがプレミアムな価格を維持している主な理由は、以上の利点を備えているためだけでなく、医療機器が非常に厳しく規制された産業であるからです。

競合他社がこの分野に参入するには、インテュイティヴ・サージカルの有効特許を侵害しない独自のイノベーションを起こしつつ、規制当局の許可を得るための障壁を乗り越える必要があります。

新規参入企業が規制への対応に手間取る中で、インテュイティヴ・サージカルは顧客を増やし成功事例を積み重ね続けています。

筆者がインテュイティヴ・サージカルのことを知った時点で同社の損益は既に黒字化していましたが、それは同社が黒字化するまで事業を継続するために必要な資金力を備えていたからです。

とはいえ、その時点でも同社のロボットシステムの採用は初期段階にあり、投資家にテンバガーへの説得力のある道筋を提示することはまだできていませんでした。
テンバガーを探しだすための3つの基準とは?
シーン・ウィリアムズ:この1年間の株式市場の不安定さに鑑みて指摘しておきたいのは、ある銘柄がテンバガーとなる可能性は時間の経過とともに高まるということです。

ゲームストップ、AMCエンターテインメントなどに最近起こったことは、宝くじやダーツ投げ以上のものではありません。

投資家は、感情に任せて投資することのないよう心掛けるべきです。

1,000%超のリターンをもたらす可能性のある銘柄を探すとき、筆者はしばしばイノベーション、創造的破壊、持続可能性という3つの要件を基準にします。

イノベーション:将来を見据え続け、既にあるものを改善したり置き換えたりする製品やサービスを開発し続ける企業の株式を所有したいと筆者は考えています。

創造的破壊:筆者は、業界の常識を破壊させようとしている企業に注目しています。創造的破壊がセクターや業界によってまったく異なって見える可能性があることは確かです。例えば、公益事業セクターにおける創造的破壊は、電力会社が政府による義務化のはるか前から再生可能エネルギーに本格的に進出していたことから分かるように、ごく単純かもしれません。

一方、ヘルスケアセクターにおける創造的破壊とは、数百万人もの米国人にとって絶対的なゲームチェンジャーとなる新薬、医療機器、または医療サービスかもしれません。

持続可能性:おそらく最も重要なことは、テンバガーは自らの競争上の優位性を維持する能力を示していることです。イノベーションに継続的に取り組んでいるにせよ、ファーストムーバー(市場に最初に参入した企業)としての地位の恩恵を受けているにせよ、現状に挑戦しているにせよ、強固な競争力を築いています。

以上の3つの基準を満たす好例が、遠隔医療サービス大手のテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)です。

同社は新型コロナウイルス・パンデミックの明確な受益者でした。

医師が、感染する可能性があるリスクの高い患者を病院から締め出したいと考えたため、同社のオンライン診療サービスの利用者は急増しました。

もっとも、この傾向はパンデミック以前からのものです(同社の2013~2019年の年平均増収率は75%)。

患者が一般開業医や専門医にオンラインで相談できるサービスは、患者の利便性を高めるだけでなく、医師がより多くの相談を受けることを可能にします。

しかも診察料は来院診療より割安です。

テラドックは昨年11月、オンライン医療サービスのさらなる差別化を図るため、糖尿病などの生活習慣病の患者へコーチングを提供するスタートアップ企業、リヴォンゴ・ヘルスを買収しました。

この買収は、同社のキャッシュフローと成長の可能性を長期にわたり確実なものにすると思われます。

株価が10倍になる!?意外と身近にあるテンバガーの見つけ方

The Motley Fool

関連ニュース

最終更新:2/27(土) 11:00

The Motley Fool

投資信託ランキング

Yahoo!ファイナンスから投資信託の取引が可能に

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング