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【米国株動向】超長期保有を前提に注目すべきロビンフッド株5銘柄

2/27 10:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年2月15日投稿記事より

投資家は成長性と収益性に優れた銘柄を長期保有しようとするものです。

しかし、超長期的に保有したい「永久株」になるには、成長性と収益性だけでは足りません。

極めて重要になってくるのが、生き残り続けるための競争力です。

JMPセキュリティーズによると、2020年は米国で約1,000万人が証券口座を開設しました。

中でもスマホアプリで簡単に株式売買ができると話題のロビンフッドは昨年2020年1月から4月までで口座数を300万件に伸ばしており、わずか1年で相当なシェアを確保したものと思われます。

同スマホで人気の銘柄は「ロビンフッド株」と呼ばれるまでになっていますが、やはり投資経験の少ない新参者が大半なだけに、「永久株」の要件に当てはまらないものがほとんどです。

しかし、公開されている人気100銘柄の中には、成長性、収益性、永続的な競争力のすべてを兼ね備えたものも存在します。

そこで「永久株」と呼んで差し支えないロビンフッド株5銘柄を、以下で紹介します。
1. スターバックス
世界中のコーヒーファンを魅了し続けるスターバックス(NASDAQ:SBUX)は既に3万3,000店を世界で展開していますが、2030年までに2万2,000店を新規出店する計画です。

その計画通りにいけば世界最大のレストランチェーンとなり、この規模の会社として傑出した成長性を示すことになります。

規模を追求するばかりでなく、上場から毎年利益を出しおり、パンデミックに見舞われた2020年も黒字を確保しています。

さらに、上場からの約30年間で既存店売上高が伸びなかったのは3年のみで、これは人気の根強さ、そして増収力の強さを物語っています。

加えて、安定的に配当を支払い続けており、なおかつ適宜増配しているのも見逃せない魅力です。

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2. ペイパル
現金の役割が小さくなるにつれ、ペイパル・ホールディングス(NASDAQ:PYPL)のような決済サービス会社は存在感を高めています。

同社の取扱高は2015年のイーベイから分社化し独立した時から3倍以上に膨れ上がり、2020年に9,360億ドルに達しました。

その仕組みによって手にしている巨額のフリーキャッシュフローは株主にも十分に回されており、2015年以降で合計85億ドル相当の自社株を買い戻しています。

また、同程度の額を他社買収にも投じ、2019年にはクーポン情報提供会社のハニーを傘下に加えて成長力をさらに高めました。

今なお拡大路線を継続中で、つい最近の投資家デーでは2020年で215億ドルの売上高を2025年に500億ドルに増やすという目標を、明確なプランと共に発表しています。

フリーキャッシュフローも2020年の50億ドルから100億ドルに伸ばすことを目標としており、これから2025年までの間に400億ドルを生み出し、うち120億~160億ドルを自社株買いで株主に還元したい考えです。
3. ウォルマート
ディスカウントストアを続けるのは簡単ではありませんが、ウォルマート(NYSE:WMT)は他のどのチェーンよりもうまく経営し続けているように見えます。

リターンは米国株式市場全般に比べてやや劣っているものの、最近10年で約230%(配当再投資含む)をあげています(執筆時点)。

実店舗のディスカウントストア市場は飽和状態にあり、豊富な品ぞろえ、便利な立地、便利な営業時間、そして低価格によって築かれた同社の帝国が揺らぐことは想像しにくい状況です。

今後オンラインストアによって壊滅的な打撃を受けるとは考えません。

アマゾンはこの10年間で売上高を10倍以上に増やしましたが、その間にウォルマートの売上高が減ったわけではなく、緩やかながらこちらも増えています。

対抗手段として実店舗とオンラインを混在させたオムニチャンネル運営の時代に入り、会員制の宅配サービス「ウォルマートプラス」を始めています。

このサービスは月額料金が比較的安いだけでなく、近くの店舗で返品でき、併設ガソリンスタンドで割引が利くという強みもあります。ウォルマートは競争を続ける体制になっています。

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4. ディズニー
ここに挙げる5銘柄はどれも生き残り続けるための競争力を備えていますが、中でもウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)はミッキーマウスやスターウォーズなど、圧倒的に優れた知的財産(IP)によって盤石の地位を築いています。

そのIPを生かした定額配信サービス「ディズニープラス」も快調なスタートを切っています。

加入者数は2024年までに6,000万~9,000万人にすることが当初の目標でしたが、2021年2月の時点で9,500万人と、サービス提供開始から約1年でそれを上回っています。

映画の興行収入とテーマパーク収入がパンデミックの影響を受ける中、この新事業が業績を支えています。

ワクチン接種が進めば全事業について回復が見込まれ、今後も豊富なIPを武器に消費者に対して永久的に娯楽を提供していくものと思われます。

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5. エアビーアンドビー
2007年創業の民泊仲介サイト大手エアビーアンドビーはこの中で最も若い企業ですが、既に「永久株」の資質を備えています。

英語圏では会社名が「エアビーアンドビーで民泊する」というような意味の一般動詞のように使われるほどの知名度を誇り、同社によるとサイトへのアクセスの91%を直接検索など、広告に頼らない(費用をかけない)形で集めています。

昨年はパンデミックで大打撃を受けましたが、2019年のアクティブ予約者数は5,400万人で、この新しい宿泊予約モデルには成長の余地が大きく残されています。

旅行産業自体が数兆ドル規模の超巨大市場ですので、このグロース株が天井に突き当たる時がいつ来るのか、とても想像できません。

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投資初心者への激励と注意すべきこと
ロビンフッドユーザーに多い投資初心者は株を短期間で手放しがちですが、競争力のある企業の株を永久的に保有することも検討してみるといいでしょう。

超長期的に保有するとしても、その企業や経済状況が買った当初の想定通りになっているか定期的にチェックすることは、やはり重要です。

結局は盛者必衰ですから、「永久株」であっても状況に応じて売却という選択肢も考慮する必要があるわけです。

The Motley Fool

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最終更新:2/27(土) 10:00

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