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株式明日の戦略-方向感を探る地合いが続く、あすは注目材料多く波乱含み

1/28 3:52 配信

トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は反発。終値は89円高の28635円。米国株は小幅に下げたが、ネガティブ視はされず、寄り付きから3桁の上昇。しかし、上げ幅を200円超に広げたところで上値が重くなり、急速に値を消した。前引け間際には一時マイナス転換。ただ、そこから一段と売り込む流れにはならず、後場に入るとプラス圏で値動きが落ち着いた。FOMCの結果発表やアップル、テスラなどの決算発表を控えていたこともあり、後場の値幅は60円程度にとどまった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆6100億円。業種別では不動産や電気機器、食料品などが上昇した一方、海運や鉄鋼、空運などが下落している。田辺三菱製薬と抗体医薬に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表したファーマフーズが急騰。半面、コメリは3Qで通期の利益計画を超過したにもかかわらず、見通し引き上げがなかったことが嫌気されて大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1291/値下がり814。主力どころではキヤノンやキーエンス、日本電産が大幅上昇。決算発表を前に、ファナックに先回りの買いが入った。上方修正を発表した日東電工が8%近い上昇。今期は営業増益を確保できる見込みとなったリョーサンや、前期見通しを引き上げた歯愛メディカルが急伸した。日本製鉄のTOBに反対を表明すると伝わった東京製綱が値を飛ばし、TOB価格が引き上げられた日本アジアグループがストップ高比例配分となった。

 一方、エムスリーが全市場の売買代金トップとなる大商いで5%超下げており、市場の注目を大きく集めた。レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体株が軟調。決算を材料にマクアケやディスコが急落した。いよいよ業績相場に突入する中でグロース株にも変調が見られたことから、エネチェンジやバルミューダ、ヤプリなど直近上場株が売りに押された。

 日経平均は反発したが、上げたというよりは、きのう弱かった分が若干修正されたといった動きであった。上昇と下落が交互に出てくる状況が続いており、順番的にはあすは下落だが、さてどうなるか。あすはFOMC結果およびパウエル議長会見、テスラやアップルの決算などを消化することになるため、値幅は大きく出てくるかもしれない。日米とも株価が高値圏にあるため、それが正当化できるかを確認する意味で、テスラとアップルの決算は注目される。どちらも好内容となれば楽観ムードが強まるだろうし、どちらも失望を誘う内容となった場合には、特にグロース株には厳しい展開が想定される。指数は上では28900円が壁となっている一方、下は28500円がサポートになっている。このどちらかを突破するような動きが出てくるかが、あすの注目点。上でも下でもブレークすれば、その方向に勢いがつきやすくなるだろう。

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最終更新:1/28(木) 3:52

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