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株式明日の戦略-あっさり昨年来高値を更新、決算期待でリスクオンムードが強まるか

1/26 4:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 25日の日経平均は反発。終値は190円高の28822円。上昇して始まったがすぐに下げに転じるなど、序盤は方向感に欠ける展開。しかし、下押し圧力がそれほど強まらなかったことから、次第に買いが優勢となった。100円近く上昇したところでは上値追いにも慎重姿勢が見られ、しばらくこう着ムードが強まった。後場も大半の時間帯は動意薄。しかし、取引終盤にまとまった買いが入ると、28800円台に乗せて高値引け。終値ベースで昨年来高値を更新した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆1000億円。業種別では医薬品や繊維、サービスなどが上昇した一方、海運や建設、金属製品などが下落している。警察庁のインターネット情報検索用資器材の大型案件を受注したと発表したテリロジーが、後場に買いを集めてストップ高。半面、3Qが減収減益となったカイノスが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1449/値下がり654。東証1部復帰を発表した東芝が一時ストップ高となるなど急騰。同社の貢献で東証2部指数は5%を超える上昇となった。製品値上げに踏み切るとの観測が報じられたルネサスが堅調。コロナ合併症薬の研究開発に乗り出しすと報じられた武田が大幅高となった。証券会社のリポートを手掛かりに、旭化成、住友化学、宇部興産の化学大手がそろって5%台の上昇。韓国で電動化対応投資に対する公的支援を獲得したと発表したGMBが値を飛ばした。

 一方、任天堂とソニーのゲーム大手が軟調。シャープ、パナソニック、富士通など先週急伸した電機株が売りに押された。建設株は株高の流れに乗れず、大成、鹿島、清水、大林組の大手4社がそろって下落。月次が失望材料となったレントラックスや西松屋チェーンが大幅安となった。

 日経平均は引け間際に買いが入って昨年来高値を更新した。序盤に売り買いをこなした後は、プラス圏は定着したものの上を試しそうな雰囲気はなかっただけに、意外感のある動きとなった。間を置かずに1月14日の取引時間中の高値28979円を上回ってくるかが、目先の焦点。決算発表ラッシュはこれからというところで、早々に29000円台に乗せるようなら、今回の決算確認中に3万円に乗せる展開も十分期待できる。引け後に3Q決算を発表した日本電産は、同時に通期見通しの引き上げと自己株取得を発表した。株価は高値圏にあるため、業績好調はある程度織り込まれてはいるだろうが、先陣を切る企業として、決算期待を高める役割は果たしたといえる。信越化学や東京エレクトロン、アドバンテストなど、今週決算を発表する大型ハイテク株に先回り買いが入るかに注目しておきたい。

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最終更新:1/26(火) 4:00

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