今週のNY市場はFOMCとハイテク主力株の決算発表が焦点か。先週はバイデン米大統領の就任式を無事に通過し、コロナ対策法案への期待やワクチン普及による景気回復期待が高まったほか、好決算発表期待からアップルなどのハイテク・ジャイアントが軒並み高となった。ナスダック総合は週末22日まで3日連続で史上最高値を更新し、ダウ平均とS&P500も20-21日に最高値を更新した。今週はアップル、マイクロソフト、フェイスブックなどの主力ハイテク株の決算発表が相次ぐが、好決算発表期待で株価が最高値圏にあることで、決算や見通しを受けた株価動向が注目される。経済指標・イベントでは27日にFOMC結果公表やパウエルFRB議長の記者会見が予定され、追加緩和策の発表の有無が注目される。このほか、バイデン政権の追加経済対策案の成立見通しや新型コロナウイルス感染拡大状況にも要注目。
今晩の米経済指標・イベントは12月シカゴ連銀全米活動指数など。企業決算は寄り前にキンバリー・クラークが発表予定。(執筆:1月25日、14:00)
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:1/25(月) 20:57
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