25日の欧州外国為替市場でユーロドルは下押しした。20時時点では1.2157ドルと17時時点(1.2179ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。18時に発表された1月独Ifo企業景況感指数は90.1と市場予想91.4を下回り、昨年6月以来の水準まで低下。結果を受けてユーロ売りが優勢となり、19時過ぎには1.2140ドルまで日通し安値を更新した。ただ1.2139ドルに位置する日足一目均衡表・転換線が目先の支持水準として意識されたか、売り一巡後は1.2150ドル台まで持ち直した。
ユーロ円は下値を広げた。20時時点では126.20円と17時時点(126.31円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。1月独Ifo発表後に弱含む独DAXを眺めながら、126.03円までユーロ安・円高が進んだ。もっとも大台を割り込むほどの勢いはでず、ユーロドル同様に下落一巡後は買い戻されて126.20円台を回復した。
ドル円はじり高。20時時点では103.80円と17時時点(103.71円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。ドルが対ユーロで強含むと、対円でも買い戻される動きに。また、堅調なNZドル円や底堅いカナダドル円などにも支えられたか。NZドル円は15日以来の高値74.90円、カナダドル円は日通し高値となる81.76円まで上昇した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:103.67円 - 103.89円
ユーロドル:1.2140ドル - 1.2183ドル
ユーロ円:126.03円 - 126.37円
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:1/25(月) 20:05
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