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株式明日の戦略-2勝3敗でも週間ではプラス、来週は注目企業の決算発表が目白押し

1/23 3:47 配信

トレーダーズ・ウェブ

 22日の日経平均は反落。終値は125円安の28631円。米国株はまちまちで新たな手掛かりには乏しい中、3桁の下落から始まり、すぐに下げ幅を200円超に広げた。節目の28500円を前に下げ渋るとその後は持ち直したが、下げ幅を2桁に縮めたところでは戻り売りに押された。後場は動意も限られ、前場の高値と安値の範囲内でのもみ合いに終始。全般的に上値は重かったが、始値(28580円)は上回り陽線を形成して終えるなど、下値の堅さはうかがえた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆3700億円。業種別では海運やその他製品、電気・ガスなどが上昇した一方、鉱業や鉄鋼、保険などが下落している。原子力損害賠償・廃炉等支援機構から45億円の資金交付を受けたと発表した東京電力ホールディングスが大幅上昇。半面、3Qが減収減益となったビオフェルミン製薬が大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり694/値下がり1416。富士通やパナソニックなど電機株の一角が大幅高。日用品事業売却観測が伝わった資生堂が4%超上昇した。証券会社の新規カバレッジが入った岩谷産業が大幅上昇。通期見通しを引き上げたアルペンが急伸し、前期の見通しを引き上げたアル―はストップ高比例配分と買いが殺到した。

 一方、東京製綱にTOBを仕掛けた日本製鉄が大幅安。SCREENや太陽誘電、東京エレクトロンなどハイテク株には売られるものが多かった。バルミューダが高値圏で荒い動きとなり、3%超の下落。東京五輪中止観測が流れたことで電通Gが軟調となり、乃村工芸社と丹青社のディスプレイ2社が証券会社のリポートを材料に値を崩した。

 日経平均は週間では上昇を達成。ただ、先週1月14日につけた取引時間中の高値28979円を超えることはできなかった。20日と21日は高値が28800円台までで、きょう22日の高値は28698円。28800円どころか28700円にも届いていない。決算発表が集中するここから先は、しばらく下値は堅いと予想する。ただ、1月初旬の上昇に関しては前のめりで買いが入った感も否めない。5日線も上昇から横ばいに転じつつある。来週、直近高値を更新できないようだと、29000円台乗せには時間を要するかもしれない。


【来週の見通し】
 もみ合いか。日米ともに決算発表が本格化する。国内では日本電産、信越化学、東京エレクトロン、米国ではマイクロソフト、テスラ、アップルなど注目度の高い銘柄の発表が目白押し。個別の振れ幅は大きくなりやすく、売買も活況が見込まれる。ただ、決算の反応に関してはさまざまであろうから、全体としては方向感が出づらくなる可能性が高い。大きく下げるような場面があれば、押し目買いは入るだろう。また、26日~27日のFOMCは楽観ムードの維持に一役買うと考える。ただ、上述のグロース株などは業績好調はある程度織り込み済み。ここからさらに跳ねれば利益確定売りも出てくると思われるだけに、指数が一気に上値を追う流れにもなりづらいと予想する。

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最終更新:1/23(土) 3:47

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