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米インテル次期CEO、従来の製造維持にコミット-株価下落

1/22 6:45 配信

Bloomberg

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米インテルのパット・ゲルシンガー次期最高経営責任者(CEO)は21日、半導体製造でのリーダー的地位の奪回を目指す考えを示した。一部の投資家からは製造事業を売却すべきだと声が高まっていた。

ゲルシンガー氏は「当社の2023年製品の大半が内部で生産されることに自信を持っている」と語り、「同時に、当社ポートフォリオの幅広さを踏まえると、一部の技術や製品については外部のファウンドリー(半導体受託生産会社)活用を増やす公算が大きい」とも指摘した。

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ゲルシンガー氏は2月15日のCEO正式就任後にさらなる詳細を提供する計画だが、かつて強さを誇った同社の製造事業を維持する方針を明確にした。

同氏は決算に関する電話会見で、「われわれの関心はギャップを埋めることだけではない」と説明。「プロセス技術におけるリーダーとして疑う余地のない地位を回復することに関心がある」と語った。

一部の投資家はインテルが遅れを取り戻せるか疑問視している。アクティビスト(物言う投資家)のダニエル・ローブ氏は同社に対し、会社の分割や資産売却を含む戦略的選択肢を検討するよう求めている。他の投資家は同社が生産の外部委託を増やすかどうかに注目していた。

ローブ氏、インテルに戦略的選択肢の検討要求-分割や資産売却など

次期CEOの発言を受け、インテルの株価は時間外取引で一時約5%下落。競合するアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は値上がりした。

インテルの決算は21日の通常取引終了前に公表された。発表直後には株価は上昇していた。インテルのウェブサイトがハッキング被害を受け、財務上の機密情報が盗まれたため、予定を早めて決算を発表した。

インテルのサイトにハッカー侵入、財務上の機密情報盗む-FT

決算資料によると、1-3月期の売上高は約175億ドル(約1兆8130億円)を見込む。これは売却予定のNAND型メモリー事業を除いた数字。ブルームバーグの集計データによると、アナリストの予想平均は162億ドルとなっていた。

ジョージ・デービス最高財務責任者(CFO)はインタビューで、ノートパソコンの力強い需要は今年上期いっぱい続くとの見通しを示した。

昨年10-12月(第4四半期)の利益は一部項目を除いたベースで1株当たり1.52ドルだった。売上高は前年同期比1%減の200億ドル。アナリストの予想は1株利益1.11ドル、売上高175億ドルだった。

インテルが原点回帰、元CTOのゲルシンガー氏を次期CEOに

原題:Intel’s New CEO Commits to Manufacturing, Sending Shares Lower(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

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最終更新:1/22(金) 10:22

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