22日の東京株式市場は、模様眺めムードが広がりそうだ。堅調な地合いの継続が期待されるものの、週末要因から利益確定売りに押されそうだ。心理的なフシ目の2万9000円を視界に捉え、上値に進む期待感はあるものの、手がかり材料に乏しくきっかけ待ちとなりそう。市場では「グロース系と出遅れ感のある銘柄による循環物色に期待がかかるが、今は全体相場の短期的な過熱感を解消するタイミングあるようだ」(中堅証券)との声が聞かれ、上値は限られる場面も想定される。
21日の日経平均株価は、前日比233円60銭高の2万8756円86銭と大幅に反発し、終値ベースで14日に付けた2万8698円26銭を上回り、5営業日ぶりに昨年来高値を更新した。東京証券取引所が14日引け後に発表した、1月第2週(12-15日)の2市場1・2部等の投資部門別売買状況によると、海外投資家は2614億円の買い越しで、2週連続で買い越しとなっている。
提供:モーニングスター社
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最終更新:1/21(木) 19:42
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