現在値 | ||
---|---|---|
IDOM | 612 | -11 |
IDOM <7599> が4日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19日付で、レーティングを「Hold」(中立)から「Buy」(買い)に、目標株価を750円から900円に、それぞれ引き上げている。
同証券では、豪州と日本の収益性改善を織り込むことを主因に連結営業利益予想を上方修正、あわせてレーティング、目標株価を引き上げるとしている。国内大型店シフトの奏功や豪州の収益構造改革により着実に収益性の改善が進んでおり、こうした収益性改善に対してバリュエーションは低位に置かれていると考え、「Buy」に引き上げるとしている。
20年2月期から出店と閉店の基準の厳格化を行うと同時に新規出店においては店舗の大型店化を進めてきた経緯があり、これらは1店舗当たりの小売台数増と同時に販管費率の低下を生み着実な収益改善が進むと指摘。これを踏まえて同証券国内単体営業利益を21年2月期・22年2月期ともに1億円増額するとしている。また、低迷していた豪州の新車ディーラー事業の収益が21年2月期は着実に改善、コスト構造改革に加えて、日本のノウハウを投下する形での中古車販売の強化も寄与、これを踏まえて同証券豪州セグメント営業利益を21年2月期14億円、22年2月期7億円増額するとしている。
同証券では連結営業利益について、21年2月期104億円(前期比14.4%増、従来90億円、会社側計画は101億円)、22年2月期112億円(従来103億円)、23年2月期122億円(同109億円)と試算している。
20日の終値は、前日比34円高の599円。
提供:モーニングスター社
モーニングスター
最終更新:1/20(水) 16:39
Copyright (C) 2021 Morningstar Japan K.K. 記事の無断転用を禁じます。
Copyright (C) 2021 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.