今晩のNY市場は底堅い展開か。昨日は第4四半期決算発表がスタートし、好決算への期待が高まる中、イエレン次期米財務長官の議会証言を受けて大型経済対策への期待が高まったことや、コロナワクチンの早期普及による景気回復期待が支援となり主要3指数がそろって反発した。好決算を発表したゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカは利益確定売りに押された。ものの、引け後に決算発表を発表したネットフリックスは有料会員数の伸びや自社株買い計画が好感され時間外で12%超上昇した。今晩はバイデン大統領の就任式が予定され、武装集団によるデモの可能性が警戒されるものの、混乱回避となれば安心感が広がりそうだ。ネットフリックスの上昇も期待され、ハイテク株を中心に底堅い展開か。
今晩の米経済指標・イベントは1月NAHB 住宅市場指数、EIA週間原油在庫など。このほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にモルガン・スタンレー、ユナイテッドヘルス、P&G 引け後にユナイテッド・エアラインズなどが発表予定。(執筆:1月20日、14:00)
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:1/20(水) 20:53
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