19日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率0.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は安い)1.09%で終えた。次期財務長官に指名されたジャネット・イエレン氏が米上院での公聴会で「追加経済対策について積極的に取り組む」と述べたほか、連邦債務の膨張について「パンデミックへの対応が最優先で、債務縮小は将来的な問題」などと発言すると売りが出た。50年債など超長期債の発行を検討すると述べたことも相場の重し。ただ、そのあとは持ち高調整の買いが優勢となり、下げ幅を縮めた。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:1/20(水) 7:22
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