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3人の子育て中で家計はおおざっぱ!マイホームの購入に向けてアドバイスがほしい

1/18 13:30 配信

SODATTE

誰もがかかえる家計に関する悩み。悩みや疑問は人によりさまざまです。
「貯金ができない」「家計が赤字」「子どもの教育費や老後資金が心配」など、実際に寄せられたご相談に対し、家計の専門家であるファイナンシャル・プランナーが収入、支出、貯蓄額、家族構成などの状況を確認しながら具体的にアドバイスします!

3人の子育て中で家計はおおざっぱ!マイホームの購入に向けてアドバイスがほしい

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする「わが家の家計診断」。
今回は元看護師で現在は3人の子育てに奮闘中の専業主婦からのご相談です。住宅購入に伴なうローンや保険の見直しなどについて、ファイナンシャル・プランナーの井戸美枝さんがアドバイスします!

Q. マイホーム購入に際し、ローンの借入額はどの程度がいいですか?独身時代に加入した保険についても、これでいいのか見直したい…

夫は公務員で、私は専業主婦ですが、末の子がもう少し大きくなったら看護師として復帰したいと思っています。今は官舎住まいのため、私が仕事に復帰する前に一戸建てのマイホームを購入する計画があります。ありがたいことに、マイホーム購入時には夫婦それぞれの親から合計で1300万円くらいの援助があります。その場合、住宅ローンの借入額はどの程度にするべきか、教えていただきたいです。また、私も主人も独身時代に加入した保険を続けているので、きちんと見直しをしたいと思っています。保障内容は適正なのか、保険料は減らせるのかを知りたいです。今後、看護師として復帰した場合、夜勤などのある病院でフルに働けば年収は500万円を超えます。ただ、仕事はハードになるので、年収の面では低くなりますが夜勤のないクリニックなどに勤めることも検討しています。わが家の家計面からどうしたらいいかもご意見をうかがえればと思います。

●相談者プロフィール オレオ(仮名)さん

性別:女性
年齢:32歳
職業:専業主婦

家族構成
夫(31歳・公務員)
子ども3人(5歳、3歳、1歳)

A. 住宅ローンは毎月の返済額が今の家賃+1~2万円なら問題ありません。保険も更新時に見直せばいいですが、貯蓄のやり方は改善の余地あり

答えてくれたのは…
ファイナンシャル・プランナー
井戸美枝さん

ファイナンシャル・プランナーとして家計相談などを行なうほか、社会保険労務士として年金・保険・介護などの公的保障にも詳しく、マネーサイトや新聞・雑誌・本などの執筆、講演のほか、テレビ・ラジオなどにも出演し、活躍中。

アドバイス1: マイホームは頭金を出しても手元に1000万円程度残るような予算で。住宅ローンは1500万円以内に抑えれば、家計にとっては理想的

まずはマイホーム購入の資金計画から考えてみましょう。5人家族に適した一戸建て住宅がどれくらいの価格なのかは、希望するエリアや立地条件によって大きく異なるため、ご夫婦でどれくらいの予算を考えているかが重要です。
不動産情報サイトで調べると、お住まいの都道府県の3LDK~4DKの戸建て住宅の価格相場は3000万~3500万円程度なので、これを目安に住宅ローンの試算をしてみました。

オレオさんのご家庭はお子さんがまだ幼いため、住宅購入後も手元に1000万円程度の貯蓄は残しておきたいところ。そうすると、現在の貯蓄からマイホーム用に使えるのは約800万円となり、諸費用に300万円用意すると、頭金として出せるのは500万円程度です。そこに双方の親からの贈与1300万円を加えると、1800万円の頭金が準備できます。
仮に、住宅の価格が3000万円なら、住宅ローンの借入額は1200万円で済み、3500万円の価格なら借入額は1700万円です。

この借入額に対し、金利が年1.3%(固定金利のフラット35の水準)で、毎月の返済額の目安を返済期間別に示したものが表1です。

ローンの借入額が1200万円なら、毎月の返済額は今の家賃(4万5000円)と同程度になり、1500万円になると、30年返済なら約6000円、25年返済なら1万4000円のアップとなります。借入額が1700万円の場合は30年返済で1万3000円、25年返済では2万2000円のアップなので、少し負担感が増すかもしれません。

今後、数年以内に購入するとしても、ご主人の年齢は30代半ばに近づき、30年返済だと60歳の定年後までローンの返済が続くことになります。公務員も今後は60歳以降も働き続けることはできそうですが、できれば25年返済にして、借入額は1500万円以内に抑えると安心です。30年返済にする場合は途中で繰上げ返済を行ない、50代のうちにローンを完済することを考えましょう。

アドバイス2: 夫婦の保険のうち、定期保険は次の更新時に割安な保険に見直しを。その際に医療保障は特約ではなく、終身型の医療保険に加入しましょう

保険については、保障額の点ではご夫婦ともにほぼ適正といえます。ご主人は終身保険と定期保険を合わせて死亡保障が3000万円なので、公務員で子ども3人のご家庭であれば、これでいいと思います。奥様の死亡保障1000万円も、近いうちに仕事に復帰することを考えると、これくらいあるほうが安心です。独身時代に加入したのなら、その時点では多すぎましたが、今はちょうどよくなったということです。

ただし、定期保険は40歳くらいで保険期間が終了し、更新することに。20代半ばで加入した保険を40歳の時、同じ保障内容で更新すると、更新後の保険料は現在の2倍以上になることもあります。その時点でご主人は収入保障保険に加入し直す方がいいでしょう。収入保障保険で保険期間は60歳まで、死亡保障は月額15万円の場合、ダイレクト型で40歳男性の保険料は月々5000円以下に収まります。奥様はネット生保の定期保険へ切り替えてもいいでしょう。

どちらも今の定期保険をやめると医療保障もなくなるので、それぞれ単体の終身型医療保険に加入することが大事。入院日額は5000円か1万円で、特約をあまり付けなければ、保険料も月3000円程度で加入できる保険がたくさんあります。結果として、夫婦合わせた毎月の保険料は現在と同じ2万円前後に収まるはずです。

アドバイス3: 子どもの教育費は学資保険のほかに、貯蓄でも準備しましょう。毎月の積立を教育費に回し、夫婦の老後に向けて積立投資もスタート

ご相談者のオレオさんは、最近まで2年に1度の出産が続き、今は幼い3人の子育てで忙しくなったため、ご主人の通帳で家計を管理しているという状態。通帳を見て、貯蓄は年に100万円くらいできているので、「まぁいいか」と、以前は付けていた家計簿も付けるのをやめ、家計管理はかなり大雑把と話しています。

それでもご主人の収入の範囲でやりくりし、月々7万円の積立をしているので、住宅購入後もこれくらいの貯蓄は続けられるように工夫しましょう。あえていえば、趣味・教養・娯楽費と雑費が多めで、内訳もわからないので、これらの支出は使うたびに家計ノートやスマホなどにメモしておき、内容をしっかり把握できるようにしてください。ボーナスから出す冠婚葬祭費など、年数回の大きな出費も同様です。

そのうえで、毎月の貯蓄の仕方と預け先を見直しましょう。財形貯蓄は今のまま月1万円ずつ続けて、いざというときに備える貯蓄にします。そして、積立預金の1万円は4万円に増やし、これを子ども3人の将来の教育資金にするといいでしょう。
子ども3人にはそれぞれ学資保険があり、大学進学時などに役立ちますが、大学が私立になったり仕送りが必要になったりしたときには、この学資保険だけでは足りません。それを補うものとして、貯蓄での準備が必要になるのです。

また、マイホーム購入後は夫婦の老後資金に向けての貯蓄も必要です。そのベースとして、今から夫婦で積立投資を始めるといいでしょう。ご主人は公務員なので、個人型確定拠出年金のiDeCoを利用し、拠出限度額の月1万2000円を積立てていきます。オレオさんはまだ仕事に就いていないので、「つみたてNISA」で毎月1万円ずつの積立投資をするといいでしょう。どちらも国内外の株式インデックス型か、バランス型などの投資信託を選べば、購入タイミングなどに悩む必要なく、継続的な投資を行なうことができます。
オレオさんが仕事に復帰して余裕ができたら、積立額を増やしたり、ご主人と同じiDeCoにも加入したりして、老後資金作りのペースを上げるのもいいでしょう。

また、オレオさんは投資にも興味があるとのこと。現在所有する円建債券が満期償還になっても、最近の金利状況を考えると同じように有利な債券を見つけるのは難しいでしょう。個人向け国債にするか、少額ずつ何回かに分けて、投資信託を購入してもいいかもしれません。

マイホーム購入後に共働きになっても、できるだけご主人一人の収入で家計をやりくりするように工夫すれば、子どもが小さいうちは、オレオさんは昼間の勤務だけの勤め先でも大丈夫でしょう。少しでも世帯収入が増えれば、教育資金や老後資金の積立も無理なく続けられます。そのような家計を目指して、最初は頑張りすぎない働き方を考えましょう。

相談者オレオさんより

家計診断ありがとうございます。親身になって考えてくださり、大変参考になりました。
理想の住宅ローンの借入金額が思いの外少なくてびっくりしました。借りられる額と返せる額は違うのだと痛感しました。そのため、理想の家に住むべく私自身就職活動、勉強を開始しました。だらだらと家にいても仕方がないので、今回の家計診断に背中を押されました。ありがとうございます。

家計簿もやめてしまっていましたが、再開してみようと思います。無駄な支出がないか確認していこうと思います。保険の保障は今のままで良いとのことで安心しました。次の更新の時に慌てないよう、今のうちにいろいろ教えていただき助かりました。
貯蓄はすべて普通預金へそのまま放置でしたので、非課税制度を利用した投資などでコツコツやっていきたいと思います。ありがとうございました。

取材・執筆/光田洋子

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最終更新:1/18(月) 13:30

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