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来週(1/18~22)の日経平均株価の予想レンジは、2万8000~2万9500円! 米大統領の就任式が無事に終われば、改めて「再生エネルギー」関連株などに注目

1/17 21:06 配信

ダイヤモンド・ザイ

●今週の日経平均株価は、バイデン政権への期待から上昇し、
一時は2万9000円の大台に迫る勢いを見せる
 今週(1月11日~15日)の日経平均株価は上昇しました。

 手控え要因だった米国下院でのトランプ大統領に対する弾劾訴追決議案が賛成多数で可決されたものの、上院での裁判はトランプ大統領の任期が切れる20日以降になることから、政局リスクが後退。改めてバイデン政権への期待感から、買い優勢の展開になりました。

 日経平均株価は、1月14日まで5営業日続伸となって連日で昨年来高値を更新し、一時は2万8979.53円と2万9000円の大台に迫りました。週末の15日には利益確定の売りが優勢となりましたが、押し目買い意欲の強さがうかがえます。ただ、出来高はそれほど膨らまず、日経平均株価に対する寄与度の大きい“値がさ株”に資金が集中して日経平均株価を押し上げた格好となりました。

■日経平均株価チャート/日足・3カ月
 個別銘柄としては、バイデン政権への期待に伴い、「再生エネルギー」関連銘柄への物色が見られました。

●来週の日経平均株価は、急ピッチの上昇に対する調整が警戒されるも
大幅な下落局面は「押し目買い」のチャンス! 
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
 2万8000円 ~ 2万9500円

 来週(1月18日~22日)の日経平均株価は、今週までの急ピッチの上昇に対する調整を意識されながらも、バイデン政権への期待を背景に底堅い相場展開が見込まれそうです。

 日経平均株価は、今週だけで一時は1000円近い上昇を見せており、さすがに過熱感が警戒されます。ただし、バイデン米次期大統領の就任式が行われる1月20日を波乱なく通過すれば、改めて待機資金などが流入してくることが期待できます。また、ドル建て日経平均株価が過去最高値を更新している状況から、グローバルファンドとしては日本株の比率を高めておきたいところでしょう。

 こうした状況から、一時的な調整を警戒しつつも、大幅な下落の場面は押し目買いの好機だと見ておきたいところです。

 一方、バイデン政権への期待から、「脱炭素」関連を中核とした「再生エネルギー」関連銘柄への物色や、今後の需要増が見込まれる「半導体」関連銘柄への物色が引き続き注目されます。
【※関連記事はこちら! 】
⇒「水素」関連株の5銘柄を紹介!  燃料電池や水素発電に欠かせない「水素」は、菅首相が掲げる「温室効果ガスの排出量ゼロ」を後押しする注目の“国策テーマ”
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●【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
旭化学工業が+63.52%で値上がり率トップ! 
 ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。

 今週の値上がり率ランキング1位は旭化学工業(7928)でした。1月8日の取引終了後に業績予想の上方修正を発表したことで、今週はストップ高を交えての上昇になりました。業績好調の理由は、電動工具製品の受注が外出自粛による巣ごもり需要などにより増加したためとのことです。

 値上がり率2位のリミックスポイント(3825)は、足元でビットコインが急騰したことで「暗号通貨(仮想通貨)」関連の一角として注目され、個人投資家の短期値幅取り狙いの資金が集中したようです。70円前後で推移していた株価は、週を通じて強い値動きとなり、1月15日には一時125円まで上昇しました。

 値上がり率3位は助川電気工業(7711)で、二酸化炭素を排出しない夢のエネルギーとして関心を集める「核融合発電」の関連銘柄として注目されました。個人主体の資金が集中しており、ストップ高を交えての上昇となりました。600円前後で推移していた株価は今週に入って大きく上昇し、1月15日には一時1000円の大台を突破しました。

 一方、今週の値下がり率ランキング1位はセラク(6199)。1月13日に第1四半期決算を発表し、営業利益が前年同期比27.7%増の2.68億円でした。これは計画通りの進捗でしたが、高値圏での推移が続いていたこともあり、利益確定のきっかけとなったようです。

 値下がり率2位のアララ(4015)は、1月13日に第1四半期決算を発表。営業利益が1700万円で、通期計画の2億6300万円に対する進捗率の低さが嫌気されたようです。昨年末からリバウンドが続いていたこともあり、ストップ安を交えての下落となりました。

 ■今週の値上がり率 トップ5

 順位
 先週末比(%)
 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
 1
 +63.52
 旭化学工業(JQ・7928)
 2
 +44.29
 リミックスポイント(東2・3825)
 3
 +33.39
 助川電気工業(JQ・7711)
 4
 +31.82
 ウォンテッドリー(マザ・3991)
 5
 +30.07
 幸和製作所(JQ・7807)

 ■今週の値下がり率 ワースト5

 順位
 先週末比(%)
 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
 1
 -23.66
 セラク(東1・6199)
 2
 -22.99
 アララ(マザ・4015)
 3
 -22.92
 ケイブ(JQ・3760)
 4
 -21.85
 INEST(JQ・3390)
 5
 -21.44
 ニューテック(JQ・6734)

 ■今週の出来高 トップ5

 順位
 出来高(株)
 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
 1
 416,528,300
 音通(東2・7647)
 2
 294,242,600
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)
 3
 132,638,400
 ENEOSホールディングス(東1・5020)
 4
 123,000,100
 東京電力ホールディングス(東1・9501)
 5
 113,995,900
 CAICA(JQ・2315)

●【来週の主要イベント】
バイデン米大統領の就任式や日銀の金融政策決定会合、
米国株の決算などに注目! 
 来週は以下のようなイベントが予定されています。

 <1月18日(月)>
◆11月鉱工業生産確報値
◆11月設備稼働率
◆中10-12月期四半期国内総生産(GDP)
◆中12月小売売上高

 <1月19日(火)>
◆独12月消費者物価指数(CPI)改定値
◆独1月ZEW景況感調査(期待指数)
◆欧11月経常収支
◆欧11月建設支出
◆イエレンFRB前議長の財務長官指名を承認する公聴会
◆決算発表:ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、ネットフリックス(NFLX)

<1月20日(水)>
◆日銀金融政策決定会合
◆英12月消費者物価指数(CPI)
◆英12月小売物価指数(RPI)
◆独12月生産者物価指数(PPI)
◆南ア12月消費者物価指数(CPI)
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆バイデン米大統領就任式
◆決算発表:アルコア(AA)、モルガン・スタンレー(MS)、テラダイン(TER)

 <1月21日(木)>
◆日銀金融政策決定会合、政策金利発表
◆12月貿易統計
◆黒田日銀総裁、定例記者会見
◆南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
◆決算発表:IBM(IBM)、インテル(INTC)

 <1月22日(金)>
◆欧州中央銀行(ECB)政策金利
◆米前週分新規失業保険申請件数
◆米12月住宅着工件数
◆米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

●【来週の注目銘柄】
「オルトプラス」「アークス」
「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の3銘柄をピックアップ! 
 来週、注目したい銘柄は、この3つです。

 オルトプラス(2021年1月15日時点)

 業種
 市場・コード
 株価
 予想PER
 実績PBR
 情報・通信
 東1・3672
 410円
 - 倍
 3.42倍
リズムゲームアプリ「ヒプノシスマイク」シリーズが人気
ソーシャルゲームの企画、開発、運営を行っており、リズムゲームアプリ「ヒプノシスマイク」シリーズが人気です。「ヒプノシスマイク」は、オルトプラスとアイディアファクトリーとの合弁会社であるアイディアファクトリープラスが手掛けており、アニメやアニメ音楽集などに展開を広げています。株価は、昨年3月に急落した後は底値圏での推移が続いていますが、今週に入って上値を抑えていた25日移動平均線を突破したことから、さらなる株価上昇が期待できます。

 アークス(2021年1月15日時点)

 業種
 市場・コード
 株価
 予想PER
 実績PBR
 小売業
 東1・9948
 2341円
 12.8倍
 0.85倍
「巣ごもり消費」による内食需要の増加が追い風に
北海道や青森県、岩手県などを地盤とするスーパーマーケットチェーンで、新型コロナウイルス感染症拡大の中、地域のライフライン企業として営業を継続しています。外出自粛に伴う「巣ごもり消費」による内食需要の増加が追い風となっています。足元の業績は、第3四半期の営業利益が前年同期比78.2%増の134.91億円と好調でした。株価は、昨年12月後半から緩やかなリバウンド基調が継続しており、今週に入って25日移動平均線をサポートに75日移動平均線を突破してきました。ここから一段と上昇トレンドが強まる展開に期待したいところです。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(2021年1月15日時点)

 業種
 市場・コード
 株価
 予想PER
 実績PBR
 銀行業
 東1・8306
 497.9円
 11.6倍
 0.38倍
出遅れ感の強い金融株の見直しに注目
1月20日に米国でバイデン次期大統領の就任式が行われることで、改めて米国政府による経済対策への期待感が高まると思われます。これにより長期金利の上昇傾向が意識されやすく、物色対象の広がりとともに出遅れ感の強い金融株でも株価見直しの動きが強まってくるでしょう。また来週、米国の金融株の決算発表が相次ぐことも、物色の材料になりそうです。株価は今年に入って上昇トレンドが強まっていますが、まだ昨年来高値には届いていないため、株価の見直し余地は大きいと見られます。

【※今週のピックアップ記事! 】
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!  全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説! 

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ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:2/1(月) 17:06

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