新型コロナウイルスワクチンの供給が当初の計画通りに進まないとの報道を受け、上値が重くなったものの、週末の日経平均株価は底堅く推移した。企業業績と景気の回復を先取り、自動車をはじめとする製造業、設備投資関連、素材などの景気敏感株、半導体・電子部品などのハイテクセクターを中心に活況が続く。
自動車に関しては、日本でも2030年代半ばに国内の新車販売を全てハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車に切り替え、ガソリン車の販売を事実上禁する方針が打ち出された。足元の需要回復に加え、将来のEV対応を含めて自動車関連の銘柄に対する注目度が一段と高まりそうだ。
提供:モーニングスター社
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最終更新:12/6(日) 7:46
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