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【米国株動向】今年の大化け株に今から投資しても遅い?

12/5 12:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年11月23日投稿記事より

新型コロナウイルスワクチン関連銘柄の株価は今年に入って急上昇しています。

その好例がノババックス(NASDAQ:NVAX)で、同社の株価は年初の4ドル付近から21倍程度の株価(2,000%程度上昇)しており(執筆時点)、8月のピーク時には株価は40倍程度にまで上昇しました(執筆時点)。

今からノババックス株を買っても、もう遅いのでしょうか。

ワクチン開発という観点で見ると、ノババックスよりモデルナ(NASDAQ:MRNA)やファイザー(NYSE:PFE)といったライバル企業の方がはるかにリードしています。

ファイザーは先日、治験ワクチンの緊急使用許可(EUA)を申請し、モデルナもすぐ後に続いています。

一方のノババックスは9月に第3相臨床試験を開始したばかりで、暫定データが明らかになるのは来年第1四半期初めになる見通しです。
未来のリーダー
では、ノババックスの株価上昇はもはや過去の話かと言うと、必ずしもそうではなさそうです。

同社を最終的にコロナウイルスワクチンのリーダーに押し上げ、同時に株価も押し上げるかもしれない、3つの重要な要素があります。

1つ目は保存で、ノババックスのワクチンは一般的な冷蔵庫と同程度の2~8℃で保存が可能であり、つまり輸送や保存に関して特殊な装置を必要としません。

これに対し、ファイザーのワクチンはマイナス70℃で保存する必要があります。

2つ目は生産能力で、ノババックスは来年半ばまでに20億回分を生産可能としており、同社を上回るのは30億回分を生産可能とするアストラゼネカ(NASDAQ:AZN)だけです。

ワクチンは低価格での販売が予想されるため、売上を伸ばすには量が必要です。
株価に再び大化けの余地
3つ目の重要要素として、ノババックスはインフルエンザとコロナウイルスの混合ワクチンの開発に取り組む計画です。

現在開発中のインフルエンザワクチン「ナノフル」は今年初めに第3相臨床試験で良好な結果が得られ、承認申請の準備が進められています。

同社はナノフルと、現在第3相臨床試験を行っているコロナウイルスワクチンとの混合ワクチンの開発に取り組む意向を表明しています。

混合ワクチンが開発されれば、費用が抑えられ、輸送や保管の効率も向上し、ノババックスや医療提供者にとって好都合なだけでなく、患者もワクチン接種の回数が減ったら嬉しいはずです。

ノババックスの株価が今後1年以内にさらに2,000%上昇(株価は21倍)するという予想は現実的ではありませんが、上記の要素を加味すると、長期的には大きな上昇余地があると思われます。

8月の高値を回復すると今から98%高(株価は約2倍)となりますが、市場予想はさらに楽観的で、12カ月後目標株価の平均値は足元の水準から116%高の水準となっています(執筆時点)。

インフルエンザ/コロナウイルスの混合ワクチンの開発に成功すれば、ノババックスの株価は天井知らずとなる可能性もあります。

【米国株動向】新型コロナウイルス・ワクチンに関して不都合な3つの点

The Motley Fool

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最終更新:12/5(土) 12:00

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