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明日の戦略-不安定ながらもプラスを確保、雇用指標を受けた米国株の反応に注目

12/2 16:51 配信

トレーダーズ・ウェブ

 2日の日経平均は小幅続伸。終値は13円高の26800円。米国株の上昇を受けて買いが先行。しかし、早々に失速して下げに転じると、前場ではマイナス圏での時間が長く続いた。ただ、下げても大きくは崩れず、値上がり銘柄も多かったことから、後場はスタートからプラス転換。上げても上値追いには慎重で、終盤には再び下げに転じる場面もあったが、押したところでは買いが入り、大引けでは小幅ながらプラスを確保した。

 東証1部の売買代金は概算で3兆0700億円。業種別ではゴム製品や非鉄金属、海運などが上昇している一方、サービスや鉱業、その他製品などが下落している。バイオ医薬品企業との研究開発提携およびライセンス契約の締結を発表したそーせいグループが大幅上昇。半面、月次の伸び鈍化が嫌気されたワークマンが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1158/値下がり934。証券会社のリポートを手掛かりに、ホンダやフジクラが急伸。米長期金利の上昇を受けて三井住友や三菱UFJなど銀行株に資金が向かった。JR西日本やHISなど、レジャー株の一角が強い上昇。高島屋や松屋など百貨店株にも見直し買いが入った。上方修正を発表したロック・フィールドや、通期の最終黒字見通しを発表したHAPiNSが急伸。1:4の株式分割を発表しているみらいワークスが、連日のストップ高比例配分と騰勢を強めた。

 一方、ソニーや日本電産が軟調。リクルートはファイナンスを嫌気した売りが続き、4%を超える下落となった。下方修正を発表した伊藤園が大幅安。上方修正を発表した西松屋チェーンは、買い先行から失速して下げに転じた。同社やワークマンなど業績好調小売株のリリースに対する反応が弱かったことから、神戸物産が警戒売りに押される展開。ユーロ円建てCBの発行が嫌気されたリログループが大きく売られた。

 日経平均は続伸。上値が重いという印象は強かったが、高く始まって値を消しただけで、連日で年初来高値を更新した。短期的な過熱感はあるものの、「弱気の売り」は短い期間で吸収し、大きな押しを作ることなく上昇が続いている。目先で売りを急がせる材料があるとすれば、週末の米雇用統計が挙げられる。今晩、米国ではADP全米雇用リポートの発表があり、この結果が米国株の売り材料になるようだと、週末を前に利益確定売りが強めに出てくる可能性があり要注意。ただ現状では、市場の注目は経済指標よりも、ワクチンの開発動向や欧米中央銀行の追加緩和に向けられていると思われる。今晩の米国株が崩れさえしなければ、週末に向けても過度な警戒は高まらず、上昇トレンドが続くと予想する。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:12/2(水) 16:51

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