信越化学工業<4063>が新高値。米国の半導体メモリー最大手マイクロン・テクノロジーが1日、1Q(9-11月)の業績見通しを引きあげたことが材料視されているもよう。
2日6時52分のブルームバーグ報道によれば、マイクロンは1Q(9-11月)の売上高を従来予想の最大54億ドルから最大57億5000万ドル(約6000億円)に引き上げたという。
業績修正を受け、マイクロンの株価は5%近く上昇。そのほかの半導体関連株も物色され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.74%高と3日連続で最高値を更新した。
これらのことが好感され、半導体チップの製造量増加に伴う部材需要の期待から、半導体シリコンウェハ最大手の同社に買いが集まっている。半導体向けのエッチングガスを手がける三菱ケミカルホールディングス<4188>、レジストを手がける住友化学<4005>、大阪有機化学工業<4187>なども高い。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:12/2(水) 9:43
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