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スマホのデータ転送量の半分が広告 無料サイトでも通信費で料金を払っている?

12/2 7:08 配信

THE PAGE

 スマホでコンテンツを閲覧する際、データ転送量の半分を広告が占めていることが明らかとなりました。広告が入っているサイトは無料で閲覧できますが、実際にはスマホの通信費という形でお金を払っています。世の中にはタダというものはありませんから、何にお金を払っているのか、よく考える必要がありそうです。

 角川アスキー総合研究所が行った調査によると、国内の主要15サイトにアクセスした時のデータ転送量のうち、広告が占める割合の単純平均は44%でした。また多くのサイトにおいてデータ転送量の半分以上を広告が占めていました。

 広告の比率が高いように思えますが、その理由は広告の多くがJPEGやPNGといった画像データで構成されていることが原因です。また動画共有サイトの場合、広告も動画になりますから、データ転送量の絶対値も大きくなる傾向があります。

 有料サイトにアクセスしなければ、ネットの利用は基本的に無料であると多くの人が認識していますが、それは必ずしも正しい認識とは言えません。確かにサイトの閲覧に対してお金を払う必要はありません。しかし、現実には通信会社などに対して利用料を支払っており、ネットの閲覧にはお金がかかります。しかも、無料サイトの中には広告が表示されているので、私たち利用者は広告の表示や閲覧にも通信費をかけていることになりますから、現実には単にネットを接続するためだけでなく、無料サイトを閲覧するためにもお金を支出しているわけです。

 同研究所は、インターネットの利用時間やデータ通信料金の単価に関する総務省の調査結果をもとに、月額の平均データ通信料金のうち、広告にいくらを支払っているのかについて算定しました。それによるとスマホを使っている4人世帯の月額データ通信料金(基本料金を除く)1万2027円のうち、広告に費やされているのは2880円でした。多くの利用者が定額制で契約していますから、単純に広告がなければ安くなるという話にはなりませんが、必ずしも見る必要がない広告に対して約3000円を支払っていることが分かります。

 かつてのテレビがそうでしたが、インターネットは、広告を介在させることでコンテンツの閲覧を無料にし、爆発的な利用者数を獲得しました。しかしコンテンツの閲覧が広告に依存する以上、より多くのコンテンツを見るためには、多くの広告も閲覧する必要があるという状況に陥っています。

 広告主にとっても、効果が高い広告を出さなければお金を出す意味がありません。ネットが完全に社会のインフラとして定着した今、どの程度の量の広告が適切なのか、社会的なコンセンサスを得る必要があるかもしれません。

(The Capital Tribune Japan)

THE PAGE

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最終更新:12/2(水) 7:08

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