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話題株ピックアップ【夕刊】(3):トヨタ、ワークマン、伊藤園

12/2 15:22 配信

株探ニュース

■トヨタ自動車 <7203>  7,079円  +61 円 (+0.9%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>など自動車株に買いが優勢となった。主力株にやや買い疲れ感がみられるが、自動車株は直近調整を入れており、PBRの低いバリュー株として海外投資家の買い戻しが観測される。外国為替市場でもひと頃の円高基調が一服しており、足もとでは1ドル=104円40銭近辺の推移と円安方向に振れていることから買い安心感を誘っているもようだ。

■ワークマン <7564>  8,820円  -460 円 (-5.0%)  本日終値
 ワークマン<7564>が大幅反落。1日の取引終了後に発表した11月度の月次速報で、既存店売上高は前年同月比0.8%増となり、38カ月連続で前年実績を上回ったものの、9月度の同9.6%増、10月度の同34.5%増から伸び率が大幅に縮小したことが嫌気された。「#ワークマン女子」効果で引き続き女性衣料が大幅に伸長した。ただ冬物商品は、上旬は気温低下でインナー・アウターともに好調だったものの、中旬以降は寒さが和らいだことで伸び悩んだ。なお、全店売上高は同8.6%増だった。

■伊藤園 <2593>  7,670円  -300 円 (-3.8%)  本日終値
 伊藤園<2593>が大幅安で4日続落。1日の取引終了後、21年4月期の連結業績予想について、売上高を4810億円から4500億円(前期比6.9%減)へ、営業利益を200億円から123億円(同38.3%減)へ、純利益を130億円から58億円(同25.6%減)へ下方修正したことが嫌気された。リーフ・ドリンク関連事業で、コンビニエンスストアや自動販売機を通じた販売数量が、外出自粛や在宅勤務へのシフト、訪日外国人減少の影響により落ち込んでいることに加えて、飲食関連事業で飲食店全体に対する消費マインドが低下し、ドリンク類の販売数量が大きく減少していることが要因。また、新型コロナウイルス感染症の影響が通期に及ぶとの想定に変更したことも響く。なお、第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高2365億8500万円(前年同期比10.9%減)、営業利益86億1000万円(同39.0%減)、純利益45億9600万円(同48.5%減)だった。

■西松屋チェーン <7545>  1,535円  -43 円 (-2.7%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>が反落。1日の取引終了後、21年2月期の単独業績予想について、売上高を1560億円から1590億円(前期比11.2%増)へ、営業利益を85億円から107億円(同5.6倍)へ、純利益を56億4800万円から72億7600万円(同6.8倍)へ上方修正し、これを受けて朝方は高く始まったものの、目先の材料出尽くし感から利益確定売りに押された。第3四半期までに来店客数が伸び、育児・服飾雑貨、ベビー・マタニティ、子供衣料などの販売が好調に推移したことが要因という。また、気温の低下に伴い秋冬物衣料の販売が伸びたことも寄与する。

■丸和運輸機関 <9090>  4,655円  -40 円 (-0.9%)  本日終値
 丸和運輸機関<9090>が9日ぶりに反落。1日の取引終了後、200億円のユーロ円建て新株予約権付社債(CB)を発行すると発表しており、これが嫌気された。転換価格は5400円で、調達資金は「新規食品物流センター」建設に係る用地取得・建設資金などに充てる。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の2.3%にあたる150万株または50億円を上限に自社株買いを実施すると発表したが、CB発行による株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが優勢となった。

■HAPiNS <7577>  313円  +36 円 (+13.0%) 一時ストップ高   本日終値
 HAPiNS<7577>が一時ストップ高。1日の取引終了後、未定としていた21年3月期単独業績予想を発表しており、営業利益3億9000万円(前期比32.5倍)、最終利益1000万円(前期3億4100万円の赤字)と大幅な営業増益を見込んでいることが好感された。インテリア・生活雑貨専門店を首都圏中心に展開しているが、新型コロナウイルス感染症の影響で売上高は72億1000万円(前期比13.4%減)と減収になる見込み。ただ、粗利益率の改善により売上総利益が増加したほか、販管費が減少したことが利益を押し上げる見通し。

■オンコセラピ <4564>  139円  +11 円 (+8.6%)  本日終値
 オンコセラピー・サイエンス<4564>は急伸。この日の寄り前、同社が特許を保有するペプチドワクチンカクテルに関して、岩手医科大学の研究グループが、再発・難治性の子宮頸がんおよび卵巣がん患者を対象にした第2相臨床試験を実施し、その解析結果をまとめた論文が公表されたと発表。なかで同ペプチドワクチンの安全性及び忍容性が確認できたほか、再発・難治性子宮頸がんおよび卵巣がんに対し効果を示すことが確認されたとしていることが好感された。

■マルマエ <6264>  1,173円  +81 円 (+7.4%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 半導体製造装置向け部品加工を手掛けるマルマエ<6264>が急伸したほか、半導体用精密部品メーカーのエノモト<6928>が連日の上値追いで1月につけた年初来高値奪回を目前に捉えるなど、半導体設備投資関連の中小型株に買いが集まっている。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値を更新したが、マイクロンテクノロジーが4.7%高に買われるなど特に半導体関連株への買いが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3連騰で最高値街道を走っており、これに追随する動きとなっている。前日に世界半導体市場統計(WSTS)は2021年の半導体市場規模が前年比8.4%増の4694億ドル(日本円にして約48兆円)になると発表、これは過去最大で半導体市場の拡大基調が一段と鮮明となった。これが日米ともに関連銘柄の株価を押し上げる背景となっている。半導体の主力銘柄はここにきての連騰で上値が重くなっている一方、値動きの軽い中小型株には物色意欲が旺盛だ。

■オンコリス <4588>  1,875円  +113 円 (+6.4%)  本日終値
 オンコリスバイオファーマ<4588>が後場急上昇している。正午ごろ、ライセンス先である中外製薬<4519>とともに国内外で臨床試験を進めている主力パイプラインのテロメライシン(OBP-301)について、開発進展状況を発表しており、これが好感されている。これによると、今年3月に第1例目の投与を開始した食道がん対象の放射線併用第2相臨床試験では22年の申請が予定されているほか、食道がん対象の放射線化学療法併用第1相臨床試験では、臨床試験開始に向けて今年5月に臨床試験情報サイトへの掲載が行われるなど準備が進んでいるという。更に、肝細胞がんを対象とした抗PD-L1抗体アテゾリズマブ及びベバシズマブを併用する初めての臨床試験では、安全性評価を主眼とした第1相臨床試験を新たに開始する予定としており、順調な進捗状況と評価されているようだ。

■リプロセル <4978>  418円  +19 円 (+4.8%)  本日終値
 リプロセル<4978>が大幅反発。1日の取引終了後、個人向けiPS細胞作製サービス「パーソナルiPS」の受け付けを21年1月に開始すると発表しており、これが好感された。パーソナルiPSは、将来の病気やケガに対する「備え」として、個人のiPS細胞を予め作製し保管するサービスで、利用者から不要になった歯または尿を預かり、その中に含まれる少量の細胞を採取し、そこからiPS細胞を作製するという。iPS細胞は、神経・心筋細胞など多様な細胞に変化させることができ、さまざまな治療への応用が期待されているだけに、同サービスへの関心も高まっているようだ。

■テラ <2191>  516円  -100 円 (-16.2%) ストップ安   本日終値
 テラ<2191>が急落。東京証券取引所が1日の取引終了後、同社に対して改善報告書の徴求及び公表措置を実施すると発表したことが嫌気された。適時開示すべき事項について直ちに開示が行われず、改善の必要性が高いと認められるためという。

●ストップ高銘柄
 アーキテクツ <6085>  931円  +150 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 ショーケース <3909>  1,050円  +150 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値
 不二精機 <6400>  710円  +100 円 (+16.4%) ストップ高   本日終値
 みらいワークス <6563>  5,670円  +700 円 (+14.1%) ストップ高   本日終値
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 テラ <2191>  516円  -100 円 (-16.2%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:12/2(水) 20:58

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