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明日の戦略-月初から大幅高で年初来高値を更新、27000円が射程圏内に

12/1 16:08 配信

トレーダーズ・ウェブ

 12月に入り1日の日経平均は大幅反発。終値は353円高の26787円。米国株は下落したが、朝方に米モデルナがコロナワクチンの緊急使用許可を申請したと伝わったことから、これを好感して大幅高スタート。寄り付きから200円近く上昇し、その後も上げ幅を広げた。前場を高値圏で終えると、後場は一時上げ幅を400円超に拡大。26800円台に乗せたところでは上昇一服となったが、失速することもなく、終値で年初来高値を更新した。マザーズ指数が2.5%高と、連日で強い動きとなった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆8100億円。業種別では証券・商品先物や非鉄金属、金属製品などが上昇している一方、その他製品や電気・ガス、鉱業などが下落している。上方修正を発表したシンデン・ハイテックスがストップ高。半面、ラクーンホールディングスが大幅安。上期は前年同期比で大幅増益となったが、1Q決算発表時には通期見通しを上方修正するなど期待値も高かったことから、目先の材料出尽くし感が強まった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1526/値下がり577。SUMCOが商いを伴って連日の大幅上昇。東京エレクトロンや信越化学など、ハイテク株が強く買われた。ファナックやダイキンなど値がさ株が強い地合いでもあった。AIインサイドと資本業務提携を発表したショーケースがストップ高比例配分。AIインサイドも急騰しており、ストップ高をつける場面もあった。東京海上との資本業務提携を発表したケアネットも一時ストップ高となるなど、好材料のあった銘柄には資金が集中した。

 一方、売り出しを発表したリクルートが軟調。NTTドコモの携帯料金引き下げ観測を受けて、楽天やソフトバンクなど携帯キャリアが競争激化懸念で売られた。ワクチンに関する好材料が出てきたことから、川本産業や中京医薬品などマスク関連が急落。巣ごもり恩恵の代表格である任天堂が3%超の下落となった。製品不具合に伴う損失が発生したことを発表した富士電機が大幅安。通期見通しを引き下げたビーロットは、一時ストップ安となるなど大きく値を崩した。

 日経平均は大幅高。米国株の下落を受けても買いが先行すると、終日強い基調が続いた。きのうは3桁の下落となったものの、5日線は意識されて下げ渋った。11月の上昇に乗り遅れていた感もあったマザーズ指数も連日で大幅高となっており、売り方には非常に分が悪い状況となっている。主力ハイテク株とマザーズ指数の方向性がそろってきたことで、ここからは米ナスダックが上昇すれば、これらはグロース株として歩調を合わせて買われることになりそうだ。逆もしかりだが、グロース株が下げてもバリュー株が物色されることで、全体としては下げづらい地合いが続くだろう。日経平均は取引時間中と終値の両方で年初来高値を更新しており、月初から好スタートを切った。一気に27000円台に乗せる展開に期待したい。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:12/1(火) 16:08

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