クアンタム・スケープが大幅高　合併手続き完了し新会社として取引開始＝米国株個別

　自動車部品のクアンタム・スケープが大幅高。同社は特別買収目的会社（ブランク・チェック）であるケンジントン・キャピタルとの合併を進めていたが、その手続きが完了し、きょうから新会社としてＮＹ証券取引所で取引を開始している。

　今回の合併でフィディリティやジャナス・ヘンダーソンからの５億ドルを含め、約７億ドルの資金調達を行った。合併後の企業価値は負債を含めて約３３億ドルとなる。

　同社は２０１０年にスタンフォード大発のスタートアップ企業として設立され、全固体電池に関して約２００の特許を保有している。独フォルクス・ワーゲン（ＶＷ）と協力関係にあり、同社から出資も受けている。

（NY時間10:29）
クアンタム・スケープ　30.00（+6.50　+27.65%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美