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株式明日の戦略-今週は全勝で週間では4桁高、売り手控えで好循環が続くか

11/28 3:50 配信

トレーダーズ・ウェブ

 日経平均は4日続伸。きょうは米国株が休場であったため、基本的には前日と環境は変わっていない。その中で、前場で崩れる場面がありながらも、持ち直して3桁の上昇で終えた動きは強い。今週はハイテク株の動きの良さが目立ったが、不動産株や薬品株など、これまでとは毛色の違うセクターにも強い動きが見られた。足元で為替は円高に振れているが、これが売り材料とならずに内需の主力株を見直すきっかけになるのであれば、日本株は一段と売りづらくなる。

 近々で変化があるとすれば、FOMC(12月15日~16日)近辺になるのではないか。足元では追加緩和への期待が高まっており、緩和があっても出尽くし、なければ失望となりやすい。そこから先は市場参加者も減少が予想される上に、コロナ禍では年末年始の市場の空白は警戒されやすい。また、今年は株高ではあったが、選別色も強まったため、流れに乗れなかった銘柄を損切りする際に、大きく利の乗ったものを売るといった損益通算の動きも出てきやすい。年末に下げたとしてもそれで中期のトレンドまで悪化するとはみていないが、12月前半はいったんの利益確定を検討するタイミングではある。

【来週の見通し】
 堅調か。急ピッチの上昇に対する警戒はくすぶるものの、現状では投資家が恐怖感に駆られて売りを出す要素が乏しい。下落があったとしても、健全な調整の一環とみなされ、下げづらく上げやすい地合いが続くだろう。週末には米国の雇用統計が控えるほか、日本、米国、中国で注目度の高い指標の発表がいくつかある。ただ、この先のスケジュールを確認すると、12月10日にはECB理事会、15日~16日にはFOMCがあり、株高の中でも、さらなる金融緩和への期待が高まっている。そのため、これらのイベント前では、指標が良ければそれは素直に好感され、悪ければ緩和期待が高まるという形で、良いとこ取りの上昇が続くと予想する。

【今週を振り返る】
 大幅高となった。日経平均は週初から600円を超える上昇となり、26000円台を回復。ワクチン開発の進展や、バイデン新政権がFRB議長経験者のイエレン氏を財務長官に起用すると伝わったことなどが、強い買い材料となった。前週後半の下げ分を一気に取り戻したことからその後も買いが続き、高いところでは26700円台まで上昇。ダウ平均の3万ドル突破やナスダックの史上最高値更新など、米国株にしっかりとした動きが見られたことも支援材料となった。主力ハイテク株が騰勢を強め、上昇のけん引役となった。日経平均は今週は全勝で、週間では約1117円の上昇。週足では陽線を形成した。

【来週の予定】
 国内では、10月鉱工業生産、10月商業動態統計、10月住宅着工統計(11/30)、10月失業率、10月有効求人倍率、7-9月期法人企業統計、11月新車販売台数、11月軽自動車新車販売台数(12/1)、11月マネタリーベース(12/2)などがある。

 企業決算では、トリケミカル、ラクーンHD、東和フード、はてな、ゼネパッカー(11/30)、伊藤園、ロックフィール、ダイサン(12/1)、ウチダエスコ、ザッパラス、ナガノ東(12/2)、アインHD、内田洋、オリバー、アルチザ、不二電機、ピープル(12/3)、カナモト、ファーマフーズ、日駐、ポールHD、アイル、モロゾフ、エイチーム、ティーライフ、キタック、トミタ電機(12/4)などが発表を予定している。

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最終更新:11/28(土) 3:50

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