モトリーフール米国本社、2020年11月18日投稿記事より
初心者向けの株取引アプリであるロビンフッドは、2020年に新規株式公開(IPO)する予定です。
ブルームバーグは「若者に人気のロビンフッドが2021年第1四半期にIPOするかもしれない」と述べました。
2013年に設立されたロビンフッドは、9月に4億6,000万ドルを調達した後、時価総額117億ドルと評価されました。
5月時点で、ロビンフッドには約1,300万人のユーザーがいます。
ロビンフッドは、洗練された使いやすいアプリを提供していることで、投資家の人気を得てきました。
また、無料で株式投資を開始でき、売買手数料がかからず、無料で何らかの株式がプレゼントされます。
証券口座大手が、ロビンフッドの革命に気付くのにそれほど時間はかかりませんでした。
2019年には、チャールズ・シュワブ(NYSE:SCHW)の子会社であるTDアメリトレード証券も売買手数料を廃止しました。
また、ロビンフッドでは投資家が信用買いをし、端数株を購入することを可能にしました。
したがって、投資家が現在1株あたり3,100ドル以上で取引されているアマゾン(NASDAQ:AMZN)株を購入したいと考えていながら、100ドルしか持っていない場合、投資家は1株の約30分の1を購入できます。
しかし、人気が出るまでの道のりはスムーズではありませんでした。
ロビンフッドは、2020年初めに新型コロナウイルスのパンデミックによってもたらされた株式市場の変動の中、投資家からの取引量の増大に圧倒され、1週間で3回のクラッシュに見舞われました。
また、数千のアカウントが10月にハッキングされています。
【米国株動向】11月に注目すべき、ロビンフッド投資家に人気の3銘柄
The Motley Fool
最終更新:11/28(土) 12:00
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