27日の東京株式市場は、東京市場の売買動向に大きく影響を与える現地26日の米国株式市場が感謝祭のため休場となることもあり、26日の強い地合いが継続するとみられ、堅調な値動きが期待される。市場では「日経平均株価との連動を目指したETF(上場投資信託)の売買に絡んだ、ポジション状況に影響を受けやすい状況が続きそう」(中堅証券)との声も聞かれ、値動きが荒くなる場面も想定され、注意したい。また、日経平均株価は直近3日間で1000円強の値上がりとなっていることもあり、急ピッチな上昇の反動安を警戒する動きや、週末要因も重なり、取引時間の後半には、様子見ムードが強まる場面もありそう。
26日の日経平均株価は、前日比240円45銭高の2万6537円31銭と大幅に3日続伸し、3日続けて年初来高値を更新。朝方は小安い場面もみられたが、プラス転換した後は、終始堅調な値動きで推移。上げ幅を拡大し、高値圏で取引を終えた。終値ベースで2万6500円台に乗せるのは、1991年4月19日(2万6541円97銭)以来、約29年7カ月ぶり。
提供:モーニングスター社
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最終更新:11/26(木) 17:45
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