今晩のNY市場は底堅い展開か。昨日はコロナワクチンの早期実用化見通しや、イエレン前FRB議長の財務長官就任見通しを受けて景気回復期待が続く中、次期バイデン政権への移行が正式にスタートし政治的不透明感が後退したことも好感され景気敏感株を中心に大幅高となった。ダウ平均は初の30000万ドルの大台乗せを達成し、S&P500も終値での史上最高値を更新した。今晩は、翌日が感謝祭の祝日で休場となるため積極的な取引は控えられることが予想されるものの、ワクチン開発進展による景気回復期待などが支援となり、底堅い展開か。また、休日の関係で発表が集中する経済指標にも要注目か。
今晩の米経済指標は10月個人消費支出、同コアPCE価格指数、10月耐久財受注、7-9月期GDP改定値、新規失業保険申請件数、11月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、10月新築住宅販売件数、 FOMC議事要旨など。企業決算は寄り前にディアが発表予定。
(執筆:11月25日、14:00)
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:11/25(水) 20:53
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