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【米国株動向】医療業界に変革を起こす可能性のある2銘柄

11/22 10:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年11月1日投稿記事より

業界を完全に変える革新は、投資家に極めて大きなリターンをもたらします。

前人未踏の領域に踏み込むことには大きな危険や未知のリスクが伴うものの、新しいテクノロジーやビジネスモデルは、時にその業界に下剋上を起こします。

以下では、医療業界に変革を起こす可能性のある2銘柄を紹介します。

事業内容は互いに全く違い、将来性が保証されているわけではないものの、いずれも長期にわたって大きなリターンを投資家にもたらす可能性を秘めています。
1. 遠隔診療を標準に変えつつあるテラドック
新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた今春、一部の医療施設が閉鎖を余儀なくされると、遠隔医療サービス大手のテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)はにわかに注目を集めました。

同社のサービスを利用した遠隔診療の件数は第2四半期(4~6月)に前年同期比で203%増加しており、ガイダンスでは通期で約1,000万件に達する見込みとされています。

コロナ禍が追い風になったのは確かですが、同社はそれ以前から診療の現場に変化をもたらし始めていました。

「ドクター・オン・デマンド」とも呼ばれるそのサービスは、病院まで行かずに済む、というだけにとどまらないメリットを利用者にもたらしています。

健康上の問題が生じた利用者は、同社のシステムで予約を取り、間もなくして電話またはテレビ電話で医師と話すことができます。

専門医への紹介状も得られ、各種保険の適用を受けることも可能です。

保険会社もサービスの提供を始めるなど、競争がないわけではありませんが、実績で勝る同社は構想を膨らませながら既に先を見据えています。

その目指すところは、対面診療と遠隔診療の両方で定期診断から専門医療、さらには緊急診断までをカバーするデジタルハブとなることです。

同業のリボンゴとの合併によって血糖値などのリアルタイムデータを医療機関に提供し、利用者に早期治療を促すことも可能になります。

このように、対面診療だけではカバーし得ない数々のサービスを実現するわけですから、医療業界は大きく変わるのではないでしょうか。

【米国株動向】同業との合併完了で今後に注目が集まるオンライン診療大手テラドック・ヘルス
2. 経口錠剤でワクチン革命を起こそうとしているバクサート
テラドックとは異なり、バイオ医薬品会社のバクサート(NASDAQ:VXRT)は、まだ製品を市場に送り出せていません。

新型コロナワクチンの開発会社として脚光を浴び、その候補ワクチンは臨床試験のフェーズ1段階にあります。

同社の革新性は、注射タイプではなく経口錠剤タイプのワクチンに特化しているところにあります。

経口錠剤型ワクチンには、さまざまなメリットがあります。

まず、注射器、アルコール綿、絆創膏、手袋などの器具や消耗品が不要になり、投与コストを抑えられます。

また、注射を行う医師や看護師も不要で、自分で投与できるようになります。

恐らく何よりも重要なのは、ほぼ全ての注射型ワクチンと異なり、常温で保管可能になることです。

世界保健機関(WHO)の推定では、生産されたワクチンの半分以上が温度管理や配送の問題によって毎年世界で廃棄されています。

錠剤型であれば、冷蔵インフラが整っていない地域での配送が容易になり、保管もしやすくなります。

予備試験では、同社製品はインフルエンザなどの一定の疾病について大手メーカーの注射型ワクチンよりも効果的であるという結果が出ています。

新型コロナウイルスなどの他の感染症についても同じで、なおかつ今後の臨床試験で問題が出ないとすれば、同社がワクチン市場を大きく変える可能性は大いにあると言えそうです。

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最終更新:11/22(日) 10:00

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