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「投資で勝てる人」が投資を始めたときにやったことは何?

10/31 20:01 配信

LIMO

コロナ禍をきっかけに、株式や投資信託などを運用する人が増えたと言われています。「貯蓄から投資へ」の流れがようやく本格化してきたのかもしれませんが、一方で「最初の一歩が踏み出せない」という声も。今まで投資をやったことのない人には、身銭を切って試してみるのはどうもハードルが高いようです。そこで今回は、株式投資でプラスになっているという人たちが投資を始めるときにやったことを聞いてみました。

初めての投資で勝つこと

「投資で勝ちたいと思うのであれば、初めての投資で少額でいいからプラスになることが大事」と話すのは、40代の兼業投資家、Aさんです。

Aさんは2016年から投資を始めました。「最初に勝てないと、そこでもう投資が怖くなってしまう。投資にいいイメージが持てなくなれば勉強しようという気にもならないし、モチベーションも保てなくなる。そう思ったので、自分の場合は1か月くらいいろんなチャートを見たり、日経新聞を読んだりして慎重に銘柄を検討した」のだそう。

「結果的に、よく知っている業界のリーディングカンパニーの株を購入。有給休暇の前日に予約の注文を出しておいて、朝から証券会社の画面を眺めていたのを覚えている。怖くてすぐに利益確定の売りをすぐに出した。利益はほんの少ししか出なかったけれど、こんなに簡単に数千円が儲かるものかと目が開かれたような気分だった」と言います。

Aさんは、最初はよく知った業界や自分の働いている業界の株を買うのがいいだろうと言います。「その会社のことをよく知らないと株は買えない。自分が働いている業界なら『あの会社は伸びそうだ』とか『あの会社はあまり先が見えないな』みたいなことがわかるから投資しやすい。自分がよく使うサービスや商品を売っている会社でもいい。単純にファンの目線だけど、そういうシンプルな基準で企業を見ることが大事」と話していました。

自分が普段から使っている商品やサービスを扱っている会社なら、「これはヒットしそうだ」と思う新商品や新サービスが出ることもすぐに情報を入手できますし、気持ち的にも買いやすいでしょう。

損切り、利益確定のマイルールを守ること

「投資で大きな損をしないには、マイルールを決めることに尽きると思う」と話すのは30代の兼業投資家Bさんです。

「自分は最初の頃は1株1,000円以上の株なら+3%上がったらとりあえず売る、-3%になったら売る、というのを徹底していた。1株1,000円の株なら1,030円になったら売る。100株買っていたら3,000円の利益。最初はそれでいいと思う。-3%になったら3,000円の損失。10万円のうち3,000円だからまあいいか、とまだあきらめがつく」と話します。

「だんだん欲が出てきて『もっとプラスになってから売りたい』とか『もう少しマイナス幅が大きくなっても持っておいていいかも』という気持ちになってくる。でも、ぐっと我慢して半年くらいはそのルールで取り組んだ。あるとき、自分が-5%で損切りの売りを出した銘柄がそのあとさらに大暴落しているのを見て『やっぱりルール通りに売り注文を出しておいて正解だった』とマイルールを守ることの大事さを実感した」と話します。

こうしたマイルールを定めておくことは非常に重要です。なぜなら、人間は株価が上がっても下がっても、欲が邪魔をして損切りや利益確定の売りのタイミングを逃してしまいがちだからです。機械的にマイルールを守ることが資産を守ることにもつながります。

モチベーション維持のために形から入ってみる

「モチベーションを保つ環境を整えることがまず大事」と話すのは兼業投資家の40代Cさんです。

「自分は何でも形から入るタイプ。デイトレーダーっぽい大きなPCモニターを2台買って設置。それは別に安いものでいい。そこにネット証券のトレーディングツールを入れる。それだけで自分がディーラーになったような気持ちになって、それはそれで気分がいい。そこまでやったら株式投資をやっている自分に酔える。自然といろんな投資情報を見てみようかなという気分にもなるし、モチベーションが上がる」と話します。

Cさんは今では3台のモニターを設置しているとのこと。「ここまでやって負けてばかりなんてダサすぎると、自分を追い込むこともできるから必死に勉強するようになった」と笑います。

マイルールを決めるのと同時に、こうした自分なりのモチベーションの保ち方を持つのも大切なのかもしれません。

お気に入りのアナリストを数人ウォッチする

「お気に入りのアナリストを見つけるといいのでは」と話すのは、兼業投資家の30代Dさんです。

「兼業投資家だからマーケットの情報を見られるのは朝と夜だけ。昼間はほとんど見られないし、銘柄の研究にそこまで時間を割けない。その代わりにお気に入りのアナリストを数人ウォッチしている。株を始めたとき、テレビやセミナーに出ている人を片っ端から調べて、レポートを読んだり話を聞いたりしてその人が挙げていた銘柄のそのあと数カ月の成績を見てみた。それで成績が良かった人をいまは4人ウォッチしている」と話します。

「我ながら下準備は相当したと思う。時間をかけてアナリストを調べ、『この人は信用できそう』という人をピックアップして、その後のレポートをいくつか読んだり話を聞いたりして推奨銘柄を購入。そうしていると自分専用のコンサルタントを雇ったような気分になる」と笑っていました。

兼業投資家の場合、銘柄一つ一つを丁寧にチェックしている時間はありません。アナリストのような専門家が挙げた銘柄の中から自分の予算で買えそうな銘柄を購入すれば、情報収集の時間が大幅に減らせて効率よく投資できるでしょう。ただし、かなり下調べに時間がかかると言っていたので少し覚悟が必要そうです。

おわりに

今回、話を聞いた兼業投資家は、それぞれ自分なりに工夫して投資に取り組んでいることがわかりました。少し根気のいる方法もありましたが、株式投資で十分な資産を築いている人たちなので参考にしてみてください。

LIMO

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最終更新:10/31(土) 23:01

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