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今週の【早わかり株式市況】大幅反落、欧米の株急落・感染再拡大で売りに押される

10/31 6:40 配信

株探ニュース

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は2週ぶりに大幅下落、欧米株急落の影響受け週を通じて高い日なし
 2.欧米での新型コロナウイルス感染拡大が再加速し、警戒ムードが急速に高まる
 3.米追加経済対策の先行き不透明感が重荷、米大統領選を見極めたいとの思惑も
 4.国内では企業の決算発表が本格化し、個別には好決算銘柄が買われ全体支える
 5.週末は後場に入り日経平均が急速に下げ幅を拡大、1900近い銘柄が下げる

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比539円(2.29%)安の2万2977円と2週ぶりに大幅下落した。

 今週は米大統領選を目前に控えた週ということもあり、買いが入りにくかったほか、欧米で新型コロナウイルスの感染者数拡大が再加速したことで経済活動への影響などが嫌気された。また、国内企業の決算発表が本格化し、個別株は決算発表を横にらみに明暗を分けた。日経平均は1週間を通じて高い日がなく、週末は急な下げに見舞われた。

 週明け26日(月)は日経平均が狭いレンジでのもみ合いとなり小幅安で引けた。欧州を中心とした新型コロナ感染再拡大への警戒感や、米追加対策を巡る先行き不透明感などが重荷となったが、下値に対する抵抗力も発揮した。27日(火)は前日の欧米株急落を嫌気して売り優勢で始まったものの寄り後は一貫して下げ渋る展開に。好決算発表銘柄が買われ全体指数を支え、大引けはわずか8円安にとどまり、この日の高値で引ける強さをみせた。28日(水)は欧米の新型コロナ感染が深刻度を増しているとの認識が広がり、改めて下値を模索。鉄鋼や非鉄などの景気敏感セクターへの売り圧力が目立った。29日(木)は前日のNYダウが943ドル安と急落。またフランスやドイツでの経済活動を規制する動きが取り沙汰され新型コロナへの警戒感が更に強まり、日経平均は250円近い下落で寄り付いたものの売り一巡後は下げ渋り、異色の底堅さを発揮した。そして週末30日(金)は前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って反発したことで、市場心理が改善するかと思われたが、実際は逆の方向となった。日経平均は次第安の展開となり、後場に一気に下げ幅を広げた。1900近い銘柄が値を下げ日経平均は350円を超える下落となった。

■来週のポイント
 米大統領選挙結果の混迷や欧米での新型コロナ感染再拡大に対する警戒から来週は欧米株の動向を横目に下値を探る展開になりそうだ。

 重要イベントとしては、国内は特にない。海外では3日に行われる米大統領選・上下両院選挙が最も注目されるイベントだ。そのほか、2日発表の米国10月ISM製造業景況指数や4日-5日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)、6日発表の米国10月雇用統計にも注視が必要だろう。

■日々の動き(10月26日~10月30日)

【↓】  10月26日(月)―― 小反落、決算発表本番を前に様子見ムード強まる
 日経平均 23494.34(  -22.25)  売買高 8億0839万株 売買代金 1兆5929億円

【↓】  10月27日(火)―― 小幅続落、朝安も好決算銘柄買われ高値引け
 日経平均 23485.80(  -8.54)  売買高 9億4534万株 売買代金 1兆8631億円

【↓】  10月28日(水)―― 3日続落、米大統領選を前に売買手控え状態が続く
 日経平均 23418.51(  -67.29)  売買高11億8305万株 売買代金 2兆3564億円

【↓】  10月29日(木)―― 4日続落、米株急落受け朝安も後場にかけ下げ渋る
 日経平均 23331.94(  -86.57)  売買高10億1237万株 売買代金 2兆0956億円

【↓】  10月30日(金)―― 5日続落、後場にかけ下げが加速し2万3000円割れ
 日経平均 22977.13( -354.81)  売買高13億1380万株 売買代金 2兆6377億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、32業種が下落
 (2)原油安で国際石開帝石 <1605> など鉱業、ENEOS <5020> など石油株が売られた
 (3)日本製鉄 <5401> など鉄鋼、住友鉱 <5713> など非鉄、郵船 <9101> など海運といった景気敏感株は大幅反落
 (4)野村 <8604> など証券、第一生命HD <8750> など保険、三菱UFJ <8306> など銀行いった金融株も大幅安
 (5)菱地所 <8802> など不動産、リクルート <6098> などサービスといった内需株もさえない
 (6)輸出株はコマツ <6301> など機械、日産自 <7201> など自動車が安いも
   日電産 <6594> など電機、HOYA <7741> など精密機器の下げは限定的
 (7)任天堂 <7974> などその他製品は唯一、上昇

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)
 1(1) デジタルトランスフォーメーション(DX)
 2(6) 再生可能エネルギー
 3(3) 5G ── スーパーサイクルに乗る「iPhone12」 
 4(2) サイバーセキュリティ
 5(5) 2020年のIPO
  ※カッコは前週の順位

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:10/31(土) 11:48

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