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米大統領選に向けたポジション調整、ほぼ終わったか。米ドル/円はレンジ取引継続!

10/30 14:31 配信

ザイFX!

■米大統領選まで、残すところあと数日! 
 いよいよ、米大統領選の一般投票(11月3日)まで、残すところ数日となりました。

 前回のコラムでもお話しをしましたが、各社が行っている世論調査では、バイデン候補の優勢が伝えられていますが、実際は予断を許しません。

 10月22日(木)の最後のディベート(テレビ討論会)で、決定打を打てなかったトランプ大統領は、かなり不利ではないかと個人的には思いますが、最近の米大統領選は、世論調査の結果のようにならないことが多いので、そこが心配です。

■訴訟の可能性!?  11月3日に大統領は決まらないかも…
 また、今回は新型コロナウイルスの影響で、郵便投票がかなり多くなっています。州によっては、一般投票日の11月3日(火)までに投函していれば、その後に到着した分も有効とみなすところもあります。

 これに対して、どちらかから、無効だと訴訟が起きる可能性も、かなり高くなっています。

 そうなると、果たして11月3日(火)に大統領が決まるのかさえも、怪しくなってきます。現段階では、状況はまったくわかりません。

 来週の当コラムの公開段階では、結果も出ているかもしれませんので、その時点で再度、今後の相場について考えてみたいと思います。

■株価急落で直近は円高傾向に
 さて、直近の相場ですが、ヨーロッパや米国で、再び、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを嫌気して、株価が急落しました。

 それを受けて、外国為替市場では、リスクオフの動きからユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円などのクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)が売られ、全体的に円高傾向になりました。

■クロス円下落は米ドル高が進んだ結果
 しかし、それぞれの値動きをよくよく見てみると、クロス円の下落というよりは、むしろ、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドル、あるいは豪ドル/米ドルで、米ドル高が進んだということがわかります。

 これらの通貨ペアは、この1カ月ぐらい上昇、つまり、ずっと米ドル安傾向にあったのですが、その間に上昇した分を、今週(10月26日~)でほとんど戻してしまったことが、よくわかります。

 一方、その間も、米ドル/円だけは方向感のないまま、104~106円のレンジの中をうろうろしていただけであることも、わかると思います。

■米大統領選に向けたポジション調整は、ほぼ終わったか
 つまり、この1週間の動きというのは、米ドル/円を除いては、それまでの調整相場であったということです。

 これで、米大統領選に向けてのポジション調整は、ほぼ終わったと考えておけば、いいのではないでしょうか。

 もうここからは、今週(10月26日~)の動きは、続かないのではないかと考えています。

■引き続き、米ドル/円のレンジトレードが安全か
 これは、今年(2020年)の相場の特徴ですが、これまで、一方的な相場のトレンドが長続きしないということが、ほとんどでした。

 ですから、そのことを念頭にトレードをした人はうまくいったでしょうし、逆に、相場を追いかけてしまった人は、あまりうまくいかなかったのではないでしょうか? 

 基本的には、米大統領選が終わっても、こういう傾向は続くのではないかと、個人的には考えているのですが、それに関しては、来週(11月2日~)以降、改めて考えていくことにします。

 トレードに関して言えば、これまで、米ドル/円を104~106円のレンジと考えて、レンジトレードを続けるのが一番、安全だと言い続けてきましたが、その方針は変えずにおきたいと思います。

ザイFX!

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最終更新:10/30(金) 14:31

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