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ロンドン為替見通し=欧州圏GDP発表も、注目はウイルス感染と月末フローか

10/30 13:39 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日は独仏ユーロ圏の7-9月期国内総生産(GDP)の速報値が発表される。本来であればこの指標結果次第でユーロは大きく動くだろう。しかしながら、10-12月期から欧州各国の間で新型コロナウィルス感染第2波がはじまり、ロックダウンも再開していることで、市場の反応は限られる可能性が高い。特に直近の欧州のウイルス感染は数万単位(独1万8千、仏4万7千、伊2万6千、英2万3千、西2万3千)となっていることで事態は深刻だ。また、このパンデミックに対して、昨日ラガルドECB総裁が「回復の勢いは予想よりも早く失速」「短期的な見通しは明らかに悪化」、「12月の理事会ではあらゆる手段を検討」「12月に行動するということにほぼ疑いはない」と述べていることで、ECBによる金融緩和期待もあり欧州通貨は当面の間は上値が限られそうだ。
 ただし、本日は月末ということで、ロンドンフィックスを中心に、通常以上に大きなフローが相場動向を左右する可能性が高いことには注意したい。昨日はフィックス前後に欧州通貨は売りが入ったが、ここ最近はポンドを中心に欧州通貨は強含む傾向が強い。先月末のポンドドルは1.28ドル前半から1.29ドル台まで上昇している。今月も同じ方向とは限らないが、今年のロンドンフィックスはポンド買い傾向が多いことは念頭に入れて取引しておきたい。また、月末のユーロポンドの取引量は非常に大きくなることが多いので、ユーロとポンドが逆に動く可能性もある。
 なお、ロンドンフィックス後は、月末ということで多くの市場参加者がリスクを保持するのを控える傾向にあるため、市場流動性が極端に薄くなるだろう。

・想定レンジ上限
 ユーロドルは、日足一目均衡表・転換線1.1766ドル。
 ポンドドルも、日足一目均衡表・転換線1.3029ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは、9月25日安値1.1612ドル。
 ポンドドルは、9月30日安値1.2806ドル

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:10/30(金) 13:39

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