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〔NY石油〕WTI、急反落=3週間半ぶり安値(28日)

10/29 4:31 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、原油在庫の大幅な積み増しを受けた供給過剰懸念に押され、急反落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比2.18ドル(5.51%)安の1バレル=37.39ドルと、今月2日以来約3週間半ぶりの安値に沈んだ。1月物は2.15ドル安の37.72ドルだった。
 相場は27日夕方から、ジリ安で推移。米石油協会(API)が発表した統計で、23日までの1週間の国内原油在庫が前週比460万バレル増と、市場予想(ロイター通信調べ)の120万バレル増を大きく上回ったことが売りのきっかけとなった。また、米エネルギー情報局(EIA)が28日午前に公表した週報でも、原油在庫は430万バレルの積み増しを記録。両統計を受けて供給過剰懸念が強まり、午後には一時36.97ドルの安値を付けた。新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気し、欧米株式が売り一色となったことも同じくリスク資産である原油先物に対する投資意欲の減退につながった。
 一方、市場は熱帯低気圧から再びハリケーンに発達した「ゼータ」の進路に注目。「ゼータ」は28日午後にも米ルイジアナ州に上陸するとみられており、周辺地域では石油関連施設の閉鎖や作業員の避難が報じられているものの、これを材料とした買い戻しは限定的だった。
 ▽ガソリン=中心限月11月物の清算値は6.20セント(5.42%)安の1ガロン=108.14セントに急反落した。これは6月1日以来約5カ月ぶりの安値。
 ▽ヒーティングオイル=大幅反落。11月物の清算値は4.35セント(3.76%)安の1ガロン=111.42セントと、1カ月ぶりの安値を付けた。(了)

時事通信

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最終更新:10/29(木) 7:28

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