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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

10/29 5:30 配信

株探ニュース

■さくらネット <3778>  888円 (+148円、+20.0%)

 東証1部の上昇率トップ。さくらインターネット <3778> が続急騰し一時、前日比149円(20.1%)高の889円に買われた。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高106億9500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益6億100万円(同47.5%増)、純利益3億2600万円(同84.5%増)と従来予想の営業利益2億6000万円を上回り、減益予想から一転して増益で着地したことが好感された。ハウジングサービスの微減傾向や専用サーバサービスの伸び悩みなどがあった一方、新型コロナウイルス感染症対策をきっかけとしたリモートワークやオンラインビジネスの伸長により、クラウドサービスやレンタルサーバサービスなどのサブスクリプション型のクラウド系サービスが順調に推移し業績を牽引した。また、サービス用機材の投資時期の見極めや、リモートワーク前提の働き方に変更したことによる旅費交通費やイベント自粛に伴う広告宣伝活動費用などの減少も利益を押し上げた。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高234億円(前期比6.8%増)、営業利益7億4000万円(同21.2%減)、純利益3億5000万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。

■アストマクス <7162>  336円 (+56円、+20.0%) 一時ストップ高

 アストマックス <7162> [JQ]が3日続急騰、一時25%高の350円に買われる人気となった。同社は商品先物ディーリングのほか、太陽光や地熱発電などの再生可能エネルギー事業にも積極展開する。世界的な脱炭素社会への取り組みを背景にグリーンエネルギー関連の中小型株への物色ニーズが高まっているが、時価総額が小さい割に流動性に富む同社株は全員参加型材料株の素地があり、頭角を現している。米大統領選の大詰めにきて優勢が伝えられるバイデン候補が、環境インフラ関連に4年間で2兆ドルという過去最大規模の投資を行う政策方針を掲げていることも投資資金の流入を後押しした。

■医学生物 <4557>  4,255円 (+700円、+19.7%) ストップ高

 医学生物学研究所 <4557> [JQ]がストップ高に買われた。27日の取引終了後、JSR <4185> が連結子会社である同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格4400円にサヤ寄せする格好となった。JSRは現在、医学生物株式の50.8%を所有しているが、完全子会社化することで創薬支援分野やコンパニオン診断薬開発における競争力強化やグループの経営効率の向上を図るのが狙い。買付予定数は254万2960株(下限81万9419株、上限設定なし)で、買付期間は10月28日から12月10日まで。なおTOB成立後、医学生物は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は、医学生物株式を10月27日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■シマノ <7309>  23,750円 (+3,450円、+17.0%)

 東証1部の上昇率2位。シマノ <7309> が続急騰、2万円近辺での値固めを経て大きく上放れる動きをみせた。自転車部品の大手で、新型コロナウイルス感染拡大を背景に“3密”を避ける移動手段として自転車へのニーズが高まるなか収益環境に追い風が吹いている。同社は27日取引終了後に20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の635億円から770億円(前期比13%増)に大幅増額修正しており。これを評価する買いを呼び込んだ。

■マクアケ <4479>  12,210円 (+1,740円、+16.6%)

 マクアケ <4479> [東証M]が続急騰。一時前日比25.6%高の1万3160円に買われ、上場来高値を更新した。27日の取引終了後に21年9月期単独業績予想を発表しており、売上高51億7200万円(前期比60.4%増)、営業利益6億2000万円(同21.5%増)、純利益4億5000万円(同21.8%増)と営業利益の過去最高更新を見込んでおり、これが好感された。同社ではテレビ広告などを通じて認知度を上げることで中長期的な会員層を獲得し、応援購入総額の拡大を目指しており、今期の応援購入総額は前期比7割増の249億2400万円を見込み売上高増につなげる。また、将来の成長投資としてプロモーションを強化しプラットフォーム基盤を広げることを優先するため、営業利益は売上高ほど成長しない見通しだ。なお、同時に発表した20年9月期業績は、売上高32億2500万円(前の期比2.4倍)、営業利益5億1000万円(同4.1倍)、純利益3億6900万円(同4.2倍)だった。

■JIGSAW <3914>  8,120円 (+970円、+13.6%)

 JIG-SAW <3914> [東証M]が続急騰、8000円大台乗せを果たした。昨年7月につけた7440円の高値を払拭し2016年6月以来約4年4ヵ月ぶりの高値圏に浮上。ここ大口の実需買いが継続し上値指向が鮮明となっている。ここにきて米国法人のJIG-SAW USの急展開が注目された。6日にナスダック上場のスプランクとIoT分野で提携、8日には米オラクルとパートナー提携し、JIG-SAWのIoT&クラウド・エコシステムを拡大したことを発表した。更に22日には米トップキャリアであるベライゾンのオープンデバイスの公式認証を取得し、全米の4GLTEネットワーク上でIoTソリューションの提供を開始したことを発表している。

■グリー <3632>  564円 (+47円、+9.1%)

 東証1部の上昇率4位。グリー <3632> が急反発。27日の取引終了後、第1四半期(7-9月)連結決算を発表しており、営業利益15億9600万円(前年同期比35.6%増)、純利益12億5200万円(同27.0%増)と大幅増益となったことが好感された。広告・メディア領域において、一部のメディアで新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことで、売上高は152億3800万円(同3.6%減)となった。ただ、主力のゲーム領域において、既存のスマートフォン向けアプリゲームの長期運営体制による収益安定化や海外展開による収益力向上に取り組んだほか、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」の機能強化やコンテンツ拡充を進めるなどの施策が奏功した。なお、21年6月期業績予想は、新規アプリゲームのリリースなどによる業績変動が見られることから非開示としている。

■NTTDイン <3850>  3,400円 (+270円、+8.6%)

 エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証2]が続急伸、一時11.2%高の3480円まで上昇した。27日の取引終了後、同社が提供するシステム共通基盤「intra-mart」と、弁護士ドットコム <6027> [東証M]のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」のプロダクト連携を開始したと発表した。これにより、官民で広がる「脱ハンコ、ペーパーレス」の取り組みを推進し、政府・行政・企業・ユーザ間で行われるあらゆる契約プロセスをデジタル化するとともに、利便性向上と業務の効率化を実現するという。

■インフォコム <4348>  4,020円 (+315円、+8.5%)

 東証1部の上昇率5位。インフォコム <4348> が7日ぶり急反発。28日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を690億円から705億円(前期比20.8%増)へ、営業利益を101億円から105億円(同27.9%増)へ、純利益を66億円から67億円(同20.9%増)へ上方修正したことが好感された。上期においてネットビジネス事業の電子コミック配信サービスが好調に推移し、下期も好調を継続する見通しであることに加えて、ITサービス事業は、病院向け事業で案件のリードタイムが長期化し、業績の第4四半期偏重が例年以上に強まる見通しであることが要因。また、企業向け事業ではWeb会議やオンラインセミナーなどを活用し、IT需要を取り込み堅調に推移する見通しという。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高332億1300万円(前年同期比20.0%増)、営業利益49億2000万円(同27.4%増)、純利益33億7700万円(同31.1%増)だった。

■長大 <9624>  1,303円 (+83円、+6.8%)

 東証1部の上昇率8位。長大 <9624> が続急伸。27日の取引終了後、集計中の20年9月期連結業績について、売上高が308億2000万円から309億5000万円(前期比6.7%増)へ、営業利益が25億円から30億8000万円(同6.1%増)へ、純利益が15億円から20億円(同7.7%増)へ上振れ、減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感された。基礎地盤コンサルタンツなどグループ会社の受注が増加したことに加えて、業務遂行における効率化を図ったことや、人員増強などの施策が今期にずれ込み人件費・経費が想定を下回ったことなどが要因としている。なお、業績上振れに伴い、従来43円を予定していた期末一括配当を57円に引き上げるとあわせて発表した。

■HOYA <7741>  12,795円 (+800円、+6.7%)

 東証1部の上昇率10位。HOYA <7741> が続急伸。株価は一時、前日27日に比べ7%強上昇し年初来高値を更新した。27日の後場に発表された同社の第2四半期(7-9月)の税引前利益は前年同期比9.1%減の410億9300万円だった。市場では同利益は390億円前後が予想されていただけに堅調な決算内容が引き続き好感された。また、発行済み株式数の1.07%に相当する上限400万株、同400億円の自社株買いの実施を発表したことも評価された。

■MonotaRO <3064>  5,770円 (+350円、+6.5%)

 MonotaRO <3064> が続急伸。27日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1-9月)連結決算が、売上高1148億3700万円(前年同期比18.8%増)、営業利益143億6800万円(同27.1%増)、純利益101億9100万円(同31.5%増)と大幅な営業増益となったことが好感された。検索エンジンへのインターネット広告の出稿と検索エンジン最適化(SEO)に取り組んだほか、eメールやダイレクトメールなどの販促活動を積極的に展開した効果で、登録会員数が19年12月末比107万9497口座増の518万9198口座と500万口座を突破したことが業績拡大を牽引した。また、ウェブサイト上の取扱商品及び当日出荷を可能とする在庫商品点数を拡充したことも寄与した。なお、20年12月期通期連結業績予想は、売上高1564億6800万円(前期比19.0%増)、営業利益185億6900万円(同17.2%増)、純利益129億9700万円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■ファルコHD <4671>  1,523円 (+89円、+6.2%)

 ファルコホールディングス <4671> が続急伸。27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4-9月)連結業績について、売上高を190億円~200億円から204億円(前年同期比7.0%減)へ、営業損益を1億円の赤字~3億円の黒字から7億円の黒字(同2.6%増)へ上振れたようだと発表しており、一転して営業増益で着地したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響による受託検体数や処方せん枚数の減少が緩やかになりつつあることに加えて、臨床検査事業・調剤薬局事業の全社的な固定費の削減の取り組みなどが寄与した。

■小林製薬 <4967>  10,300円 (+520円、+5.3%)

 小林製薬 <4967> が続急伸。同社は27日大引け後に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常は2%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比1.9%減の210億円となり、通期計画の276億円に対する進捗率は76.2%に達し、3年平均の74.2%も上回った。

■エクセディ <7278>  1,339円 (+53円、+4.1%)

 エクセディ <7278> が4日ぶり大幅反発。同社は自動車のクラッチ大手だが、中国経済が回復色を強めるなか収益見通しが改善している。27日取引終了後、21年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は10億円の赤字から一転25億円の黒字(前期実績は94億9200万円)に上方修正した。未定だった配当は60円(前期実績は90円)としたが、業績の落ち込みが想定よりも大幅に縮小したことが好感された。

■PI <4290>  891円 (+30円、+3.5%)

 プレステージ・インターナショナル <4290> が大幅続伸。27日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、最終利益を33億5000万円から34億円(前期比6.5%増)に上方修正したことが好感された。費用の抑制・削減に継続して取り組んだことに加えて、持ち分法適用関連会社の業績回復が見込めることが要因という。なお、売上高430億円(同1.5%増)、営業利益52億円(同4.9%増)は従来見通しを据え置いている。

■日本電子 <6951>  3,425円 (+65円、+1.9%)

 日本電子 <6951> が上伸。27日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から51億円(前期比27.5%減)へ、純利益を30億円から38億円(同29.1%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は1093億円から1090億円(同7.0%減)へやや下方修正したものの、上期において原価低減と販管費の発生が想定を下回ったことが寄与する。

■日本取引所 <8697>  2,627円 (+45円、+1.7%)

 日本取引所グループ <8697> が続伸。28日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1215億円から1260億円(前期比1.9%増)へ、営業利益を620億円から655億円(同4.4%減)へ、純利益を425億円から455億円(同4.4%減)へ上方修正したことが好感された。最近の市況動向を踏まえて、予想の前提となる1日平均の売買代金・取引高について、株券などを3兆1000億円(従来予想比1000億円増)、長期国債先物取引を31000単位(同8000単位減)、TOPIX先物取引を10万4000単位(同2000単位減)、日経平均株価先物取引を21万4000単位(同4000単位増)、日経平均株価指数オプション取引を260億円(同15億円増)に見直したことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高638億3400万円(前年同期比10.2%増)、営業利益351億9100万円(同10.4%増)だった。

■カチタス <8919>  2,960円 (+32円、+1.1%)

 カチタス <8919> が続伸。27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4-9月)連結業績について、売上高が418億5900万円から492億6100万円(前年同期比3.9%増)へ、営業利益が43億3900万円から57億500万円(同2.1%増)へ、純利益が28億5500万円から37億1100万円(同0.6%増)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で販売件数の減少を見込んでいたものの、緊急事態宣言解除後に販売物件への問い合わせである反響数が増加し、第2四半期累計の販売件数が3093件(計画比13.3%増)と想定を上回ったことが要因としている。

※28日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:10/29(木) 5:33

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