IDでもっと便利に新規取得

ログイン

クレジット市場は安心し過ぎ、選挙や金利にリスク-フランクリン

10/27 19:13 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): クレジット市場は米国の選挙と金融政策のリスクを十分に織り込んでいないと、フランクリン・テンプルトンの債券最高投資責任者(CIO)ソナル・デサイ氏が指摘した。

市場には「安心感がまん延している。選挙後について私が少し心配しているのはそのためだ」とデサイ氏は述べ、米大統領選挙の結果を巡りもめる可能性や金利が上昇する長期的な可能性などのリスクを、クレジット市場のバリュエーションは過小評価しているとの見方を示した。先週のインタビューで語った。

最も差し迫ったリスクは11月3日の大統領選挙の結果に異議が唱えられることだ。「その場合、反射運動として大幅な売りが引き起こされる可能性がある。スプレッドは2、3カ月の間に100-150ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大することもあり得る」とデサイ氏はジャンク債のリスクプレミアムについて述べた。ブルームバーグ・バークレイズ米国ハイイールド社債指数は23日、468bpで終了。3月23日には今年最高の1100bpを付けた。

2021年末まで社会的距離の措置が継続され、さらなるロックダウンがあった場合、高利回り債のスプレッドは750bpに達する可能性もあるとデサイ氏は見積もる。ただ、ディストレスト債と見なされる水準の1000bpに拡大することは米金融当局が阻止するだろうとの見方を示した。

一方で、選挙で民主党が圧勝すれば財政支出が拡大し、緩和的な金融政策と相まって市場が考えているより早くインフレが再燃する可能性もあると指摘。「連邦準備制度の金利政策が向こう3年間変わらないという信念は完全に行き過ぎだ」と語った。「事実が変われば当局も変わる」と述べ、ヘッジとしてデュレーションと金利エクスポージャーを減らすことを勧めた。

原題:Franklin Templeton Sees Junk Complacency Over Election, Rates(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Bloomberg

関連ニュース

最終更新:10/27(火) 19:13

Bloomberg

投資信託ランキング