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明日の戦略-米株急落を受けても小幅安、今回の25日線割れも買い場となるか

10/27 16:51 配信

トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は小幅続落。終値は8円安の23485円。前日の米国市場ではダウ平均が600ドルを超える大幅下落。これを嫌気して3桁下落からのスタートとなり、一気に下げ幅を200円超に広げた。しかし、早々に安値をつけた後は切り返す展開。マザーズ指数がプラス転換から上げ幅を広げる強い動きとなったことも、押し目買いを誘った。前場を2桁の下落で終えると、後場はじわじわと下げ幅を縮小。プラス圏にはあと一歩届かなかったものの、ほぼ前日終値近辺まで戻し、高値引けとなった。マザーズ指数は後場の値動きは落ち着いたが、高値圏で取引を終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆8600億円。業種別では、その他製品、精密機器、情報・通信などが上昇している一方、空運、鉱業、ゴム製品などが下落している。上方修正を発表したコクヨが急伸。半面、日本電産は通期見通しを引き上げたものの、事前に期待買いが入っていたことから、利益確定売りが優勢となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1190/値下がり903。上方修正を発表したキヤノンが8%高。上期大幅減益も売り上げは伸びた弁護士ドットコムが、売り気配スタートから切り返して7%超の上昇と、決算反応が注目された銘柄の一角に非常に強い動きが見られた。決算や株式分割が好感されたコーエーテクモが大幅高。任天堂やガンホーなど、ゲーム株には動きの良いものが多かった。上方修正と増配を発表した野村マイクロはストップ高比例配分。マザーズでは、メルカリやマクアケ、フリーが大幅高となった。一方、マツダや三菱自、いすゞなど自動車株が軒並み安。三井不動産や東京建物など不動産株も弱かった。三越伊勢丹やJフロントなど百貨店株が大幅安。決算発表延期を発表したネットワンシステムズがストップ安比例配分となった。本日マザーズに新規上場したカラダノートは、買いが殺到して初値は持ち越しとなった。

 米国株の急落を受けても日経平均は一桁の下落。マザーズ銘柄や任天堂など、このところ売り込まれていたグロース株が、アゲインストの局面で存在感を示した。米大統領選が間近に迫り、米国株はまだ荒い値動きが続くかもしれない。しかし、下では買いたいと考える投資家が多いことが強く印象づけられたことから、この先の日本株は、弱材料には耐性を示すだろう。きょうは場中に25日線(23443円、27日時点、以下同じ)を割り込んだものの、終値(23485円)では上回った。このところの値動きを見ると、25日線を割り込んだところでは、すぐに買いが入っている。週足チャートでは、13週線(23204円、27日安値:23232円)に接近したところで切り返した。13週線も夏場以降はサポートとして機能している。テクニカルの節目が意識されて下げ渋った後だけに、あすの動向は注目される。ここ数日抵抗となっている5日線(23522円)をあっさり超えてくるようなら、追随買いが指数を上に押し上げる展開も期待できる。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:10/27(火) 16:51

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