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<特集>コロナ禍+インフル警戒(4)=明治HD―材料性に富み、今期最高益更新を見込み需給思惑も

10/25 8:40 配信

モーニングスター

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明治HLD7,250---

 明治ホールディングス <2269> に狙い目がある。事業子会社であるKMバイオロジクスは現在、研究開発分担者と協業し、新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチンの開発を進めている。同じく事業子会社のMeiji Seika ファルマとKMバイオロジクスは、アストラゼネカが日本へ導入予定の新型コロナワクチンについて、国内安定供給に向けた協議を進めることで合意しており、注目すべき存在だ。

 しかも、広範囲の細菌やウイルスに対して殺菌や消毒効果が報告されているポビドンヨードを配合した「明治うがい薬」のほか、インフルエンザウイルスや風邪ウイルスなどと戦い体の免疫力を上げるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化する「明治プロビオR-1」(R1ヨーグルト)などを手掛けている。材料性に富んでおり、見直しの目が向けられる公算が大きい。

 21年3月期の連結業績予想は、売上高が1兆2530億円(前期比横ばい)と足踏み状態ながら、営業利益は1100億円(同7.1%増)と最高利益更新が続く見通しだ。体調管理意識の高まりや巣ごもり消費の拡大を背景に、主力のヨーグルトが伸び、生産性の向上も寄与する見込みだ。

 株価は、8月4日の年初来高値8990円から調整し、足元では7400円台に押し戻されたが、この水準は今春のもみ合いゾーンに位置しており、調整一巡感につながる可能性がある。ちなみに、16日申し込み現在の信用取引残高は買い残25万株、売り残3万株強と買い長状態。ただし、同日報告分の株券等貸借週末残高によると、借り手のカラ売りポジションにつながる貸付残高は有担保・無担保合計で290万株近くに上り、需給思惑を内包している。

提供:モーニングスター社

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最終更新:10/25(日) 8:40

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