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米大統領選を控え相場は煮詰まった展開に。今週は好決算銘柄物色で動きが出るか

10/25 21:01 配信

LIMO

大統領選のテレビ討論会では波乱なし

2020年10月23日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日より42円32銭高の23,516円59銭となりました。

22日に米大統領選の2回目かつ最後のテレビ討論会が行われました。当初は激しい論戦が予想され、共和党のトランプ大統領と、民主党候補のバイデン前副大統領の発言を受けて株価も神経質な動きになるのではないかと予想されていました。

しかし、ふたを開けてみると、トランプ氏が前回よりもやや抑えた態度をとったこともあって波乱は起きませんでした。両者ともに決め手には欠いたものの、それがかえって投資家の間にバイデン氏優勢の流れに変わりがないとの見方を広げています。

今週の動きはどうなるでしょうか。11月3日の米大統領選を控え、方向感の出しづらい展開となりそうです。現状はバイデン氏優勢と伝えられていますが、前回の大統領選では市場の予想に反してトランプ氏が当選したことから、株式市場や為替市場は乱高下しました。今回もトランプ氏の逆転がないとも言えないだけに注意が必要です。

ただし、投資家は様子見ムードで、商いも細っています。23日の東証1部の売買代金は1兆9159億円と、10日連続で2兆円割れとなりました。10日連続での2兆円割れは2019年8月以来です。

23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら反落し、前日比28ドル09セント安の28,335ドル57セントで終えています。半導体のインテルの四半期決算が低調だったことから売りが広がりました。

なお、国内でも今週は大手企業の2020年4~9月期決算発表が相次いで行われます。

新型コロナウイルスの感染拡大などの影響を受け、海外の株式は調整気味ですが、日本株は堅調です。大統領選の結果が出るまでは決算内容のいい銘柄などを物色する戦略がよさそうです。直近の結果だけでなく、コロナ禍からの回復や将来の業績回復に向けた取り組みなども注目されそうです。

小幅な値動きが続き、25日線付近で下値をサポートされる

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週はやや調整含みで陰線が続きましたが、25日移動平均線付近で下げ止まりました。ここからの反発が期待されていましたが、実際に先週初19日から反発、窓をあけて上昇して寄り付くと、そのまま陽線引けとなりました。

19日の取引時間中は一時23,707円と、直近の戻り高値である10月9日の高値(23,725円)に迫りましたが、その後が続きません。翌日以降は陰線となり、再び25日線付近まで下落しました。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。先週もまた、直近の戻り高値付近で上値を抑えられましたが、ローソク足の実体は短く、値動きは小幅です。

チャートの形としては上値、下値が切り上がっています。ただし、フラッグというよりは、売買が小幅で煮詰まりつつあり、ペナントがやや右肩上がりになっているような形です。

勢力としてみると、「買い側」がやや優勢のように感じますが、煮詰まった形からは上放れることもあれば下放れることもあるので、決め打ちは避けたほうがいいでしょう。

現状は方向感が出しづらいため、相場がどちらに行くか決まってから出動しても遅くはありません。上値メドは、直近の戻り高値である10月9日の高値(23,725円)、目先意識されやすい24,000円になるでしょう。逆に下値メドは、直近の下値サポートになっている25日線(23,450円付近)が最初のポイントになります。

ただし、25日線を割り込んでもすぐに回復する動きが続いています。75日線を下回るようなことがあれば、流れが変わる可能性がありますが、それまでは押し目買いの好機と考えていいでしょう。

LIMO

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最終更新:10/25(日) 21:01

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