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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米追加対策期待も欧州通貨買いは一服

10/21 17:25 配信

フィスコ

21日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米追加経済対策への期待感から株高を背景にリスクオンのドル売りに振れやすい見通し。ただ、コロナまん延で欧州通貨の一段の上昇は見込めず、ドル選好地合いが続きそうだ。

焦点となっている新型コロナウイルスの米追加経済対策の早期実施に楽観的な見方が広がるなか、リスクオンのドル売りが続く。加えて前日の取引ではユーロ債人気を背景にユーロが強含み、対ドルで1カ月ぶりの高値水準となる1.18ドル台半ばに浮上。また、英国と欧州連合(EU)との通商合意への期待も根強く、ポンドも対ドルで下げづらい。本日アジア市場でもその流れに変わりはなく、ドル全面安を背景に欧州やオセアニア、資源国の通貨は上昇。ドル・円は日本株高による円売りよりもドル売りに押され、下落基調に振れた。

この後の海外市場では、22日の米大統領選の候補者討論会を控え積極的な売り買いは手控えられるものの、欧州通貨や株価の動向に反応しよう。米追加対策は大統領選前の成立が見込まれるほか、足元の世論調査でトランプ大統領をリードするバイデン候補の大型投資への思惑は株価の押し上げ要因となり、株高継続でドルはリスクオンの売りが下押しする見通し。一方、欧州中銀(ECB)当局者によるユーロ高けん制が警戒され、また域内でのコロナ再拡大で先行きへの懸念も強くユーロ買いは弱まり、ドルは下げづらい展開とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 カナダ・9月消費者物価指数(前年比予想:+0.5%、8月:+0.1%)
・21:30 カナダ・8月小売売上高(前月比予想:+1.1%、7月:+0.6%)
・23:00 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン会議出席
・01:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会出席(対ミネソタ州学生)
・01:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演(ヒューストンスペイン系商工会議所)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・05:45 ブラード米セントルイス連銀総裁オンライン討論会出席(米国経済関連)


《FA》

フィスコ

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最終更新:10/21(水) 17:29

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