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ロンドン為替見通し=ポンド インフレ指標を確認後は通商交渉の行方を注視

10/21 13:42 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のロンドン為替市場でポンドドルは、朝方(日本時間15時)に発表される英インフレ指標をまずは確認し、その後はこれまでと変わらず、英・欧州連合(EU)通商交渉の行方を注視することになる。
 9月英消費者物価指数(CPI)は前年比+0.5%が市場予想とされており、前回+0.2%から改善の見込み。同・前月比もマイナスからプラスに転じ、その他の小売物価指数や卸売物価指数も前回値を上回るとの予想だ。
 英中銀金融政策委員会(MPC)は先月、マイナス金利の導入方法について、英健全性規制機構(PRA、英中銀傘下で金融機関の健全性をチェックする)と年内にも「体系的調整」を始める方向とした。まだマイナス金利の導入は先のことではあるが、検討方針をより明確にしたことになる。
 そういったなか、もし9月CPIが期待を裏切るような伸び率となった場合、新型コロナ感染再拡大で英経済の不確実性の高まりも背景にマイナス金利早期導入への思惑が強まり、ポンドの下値余地が広がるかもしれない。

 英EU交渉に関しては昨日、通商合意に至らないまま移行期間終了を避けるため、双方が相手方に譲歩を求めたと報じられている。本日もまた、交渉再開または何かしらの打開策への期待が高まればポンド買い、その期待後退で売りという展開となりそうだ。

 ユーロドルは日足一目均衡表・雲の上限1.1848ドルを睨みながらの取引か。本日の引け値が同水準を超えるようであれば、強い買いシグナルと言われる三役好転(転換線が基準線を上回り、遅行スパンが実線を上回り、雲の上で引け)が点灯する。逆に雲の上限を超えられないようであれば、大きめのNYカットオプション1.18ドルを中心とした値動きとなりそうだ。
 なお、欧州午前にはラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁やレーンECB専務理事兼チーフ・エコノミストがイベントに参加予定。このところ堅調なユーロ相場についての言及があるか注目される。

想定レンジ上限
・ポンドドルは15日高値1.3030ドル、ユーロドルは9月15日高値1.1900ドルが上値めど。
想定レンジ下限
・ポンドドルは16日安値1.2865ドル、ユーロドルは20日安値1.1760ドルが下値めど。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:10/21(水) 13:42

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