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アップルによる新製品発表イベントの概要と株価の値動き

10/20 10:01 配信

The Motley Fool

2020年10月14日の日本時間の午前2時に、アップル社(NASDAQ:AAPL)の新製品の発表がありました。

アップル社の製品を使用しているユーザー、または今後購入を検討している方々にとっては待望のイベントとなっていました。

また今までを振り返ってみても、アップル社の新製品の発表後は株価が変動する場面もあり、ユーザーだけでなく、投資家にとっても非常に重要なイベントであると言えます。

特に9月に行われたアップルの新製品発表イベントでは、新型iPhoneの発表がなかったこともあり、新型iPhoneの発表が期待されていた10月のイベントは大きな注目を集めていました。

今回は新製品発表のイベントを終えて、イベントの概要とアップル社の株価について触れていきたいと思います。
イベント概要
今回発表されたのは、iPhone12・iPhone 12mini・iPhone12Pro・iPhone12ProMax、スマートスピーカーであるHomePod miniになります。

このイベントで注目された製品は、やはり新型のiPhoneでしょう。

全ての機種が5Gに対応している事や、iPhone12Proでは手振れ補正機能を搭載したプロ使用のカメラなどが注目されました。

機種が多くなり、製品構成がややわかりにくくなったとも言えますが、多くの機種を取りそろえることは、ユーザーにとってベストな商品を提供できるというメリットのほか、機種ごとの売上などを見て、市場のニーズを知ることができるというメリットもあります。

価格について見ていくと、iPhone12が日本円で8.58万円~、iPhone12miniは7.48万円~、iPhone12Proは10.68万円~、iPhone12ProMaxは11.78万円~となっています。

各モデルともにいくらかの改善が見られ、価格もやや高くなっています。

またすべてのモデルにアップル製のA14Bionicが搭載されており、これは8月に発表されたiPad Airと同じチップになります。

新型のスマートスピーカーHomePod miniも、スタイリッシュな球体のデザインながら高さ84.3×幅97.9mmに留め、フルレンジドライバーを搭載しています。

Siriも搭載されているため、こちらも注目度が高い商品となっています。

しかしながら、従来から期待されているようなPC関連、その他タブレットの発表は無く、従来のPCなどを求めていた株主からすると、今回の発表についてはマイナスのイメージが大きくなったようです。

新型のiPhoneの発表などもありましたが、悲観的な発表とまでもいかないものの、決して好評を博すようなイベントにはならなかったと言えるのではないでしょうか。
イベント後の株価の値動き
続いてイベントによるアップル社の株価の値動きについて見えていきます。

イベントが行われた10/13におけるアップル社の株価の始値は125.22ドルとなっており、イベントを経て同社の株価は下落し、13日の終値は121.10ドルとなっていました。

イベントが行われたお昼過ぎに同社株価は大きく下落しており、一時120ドルまで下落していました。

翌日以降も軟調な推移が続いており、執筆時時点での同社株価は119ドル前後となっています。

株価下落の明確な要因は分からないものの、5Gに対応した新型iPhoneの発表がメインとなった今回の発表ですが、アップル社は自社のインフラを持っているわけではないことや、市場を驚かすような革新的な製品発表がなかったことが、下落の要因として挙げられると言えるのではないでしょうか。

また新型のiPhoneでは、高性能なカメラと4K搭載などといった、通信デバイスとしての機能よりも、映像、音声機器としてのiPhoneを前面に押し出してきた事も下落の一因かと考えます。

これらの機能は本来のスマートフォンにしてはオーバースペックであり、通信端末としての進化は止まったとして、株が売られたと考えるのであれば、納得がいくのではないでしょうか。

とはいえ、価格の安いiPhoneだけでなく、よりハイエンドなiPhoneも同時に発表しているため、ユーザーが自身に合った商品を選ぶことができます。

幅広いユーザーに対して商品を提供することができれば、同社製品のシェアを拡大することができるといえるのではないでしょうか。
まとめ
今回の発表ではアップル社の株価は下落してしまいましたが、特に気にするような下落ではないと考えます。

このイベントに期待して株を購入した方が、期待していたほどの内容ではないイベントであったため、売ってしまったと考える事が妥当なのではないでしょうか。

短期的な売買として利益を出そうとする人が多くなるイベント当日ですが、この程度の下落で済んでいることを考えると、多くの投資家はホールドを続けていると考えています。

しかし気をつけなければならないのは、ほかのGAFA群の株価も下落し、ITセクターの株価全体が不安定な状況ですので、極端にホールドに徹するという行動は失敗するかもしれません。

米国大統領選挙も迫ってきていますので、高値で売ってしまったほうが利益としては得るものが多いと考えます。

今後の状況ですと、たとえアップル社の業績がよくとも、ITセクターの下落によって共に下落に転じるといった可能性も孕んでいます。

相場にとって大事な局面が到来していますので、くれぐれも深追いはせずに慎重に投資をしたほうがいいと言えます。

The Motley Fool

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最終更新:10/20(火) 10:01

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