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高成長【始動】候補リスト〔第1弾〕 14社選出 <成長株特集>

10/1 19:40 配信

株探ニュース

 本特集では、製品・サービスの販売拡大もしくは買収や提携などにより、高成長に向けて動き始めた可能性が高い銘柄を探った(10月1日現在)。

 今回は第1弾として、時価総額300億円以上1500億円未満の銘柄の中から、本決算月にかかわらず直近四半期に前年同期比で「10%増収・20%経常増益」を2四半期もしくは3四半期連続で達成した銘柄を、“高成長【始動】候補”として14社を選び出し、直近四半期の増益率が大きい順に記した。連続で収益が拡大し始めた企業は、これから高成長が期待できる有力候補として注目していいだろう。

 直近四半期の増益率トップとなったのは、食品宅配サービスを展開するオイシックス・ラ・大地 <3182> 。20年4-6月期(第1四半期)の業績は、売上高231億円(前年同期比42.2%増)、経常利益18.4億円(同3.8倍)に拡大し、いずれも四半期ベースの過去最高を大幅に更新した。新型コロナウイルスの感染拡大で宅配需要が高まり、国内宅配事業の会員数が増加したうえ、既存会員を中心に購買頻度、単価がともに大きく上昇した。また、Oisixにおける出荷能力の逼迫に伴う新規顧客獲得の休止で、販促費用が大幅に未消化となったことも利益拡大の要因になった。

 3位に入った田岡化学工業 <4113> [東証2]の4-6月期(第1四半期)は、精密化学品部門で旺盛な需要を背景に樹脂原料の出荷が大きく伸びたほか、農薬中間体や電子材料の販売も増加した。また、前年同期と比べ老朽更新工事などによる稼働日数減少の影響が縮小したことも寄与し、経常利益は前年同期比2.5倍の7.9億円に膨らんだ。足もとの好調な業績を踏まえ、9月28日に上期の業績見通しと配当予想の大幅増額修正に踏み切っている。

 4位の歯愛メディカル <3540> [JQ]は、主力の通信販売事業を中心にグローブや手指消毒剤など感染対策商品の販売が増加したうえ、感染症対策商品以外への“ついで買い”効果も追い風になった。出荷作業や配送の遅延が発生したものの、大幅増収を達成し、4-6月期(第2四半期)の経常利益は前年同期比2.1倍の10.3億円と2四半期連続の最高益更新を果たした。

 6位にリスト入りしたジーエルサイエンス <7705> [東証2]の4-6月期(第1四半期)は、半導体製造装置向け石英部材を手掛ける子会社テクノクオーツ <5217> [JQ]が豊富な受注残高を背景に業績を大きく伸ばした。また、コロナ禍における出張制限で旅費交通費をはじめとする経費が減少し、2四半期連続の2ケタ増収増益を達成した。好調な業績への評価を背景に、株価は上場来高値圏を快走する展開が続いている。

 選出リストでは、ジーエルサイエンスを筆頭に、データセンターやパソコン向けなど旺盛な半導体需要が追い風となる企業が目立つ。8位のフジミインコーポレーテッド <5384> は最先端半導体デバイス向けCMP(化学的機械的研磨)用研磨材やシリコンウエハー向け研磨材の販売が大きく伸びたほか、製品構成の良化で採算が向上したことも利益を押し上げた。11位の東洋合成工業 <4970> [JQ]は先端半導体用途の感光材や高純度合成溶剤を中心とした高付加価値製品の販売が好調だった。

 13位にリストアップされたトリケミカル研究所 <4369> の5-7月期(第2四半期)は、最先端半導体向けを中心に化学材料の引き合いが強かったほか、一部顧客でサプライチェーン毀損に対する懸念から在庫を積み増す動きがみられたこともプラスに働いた。また、製品構成の改善に加え、韓国関連会社の業績が好調で持ち分法投資利益が増加したことも大幅増益に貢献した。上期の経常利益は従来計画を3割も上回って着地しており、21年1月期通期の業績上振れが期待される。

           ┌─ 経常利益 ─┐ ┌─ 売上高 ─┐ 増収増益 予想
コード 銘柄名    増益率 直近四半期 増収率 直近四半期 連続期数  PER
<3182> オイシックス   285    1840  42.2   23132    2   107
<1815> 鉄建建設     232    1631  14.0   43230    2   9.1
<4113> 田岡化      155    790  37.0    7832    2  19.5
<3540> Ciメディカ   113    1036  24.3    8694    2  54.9
<6379> レイズネク   90.7    1844  31.6   23375    2  11.3
<7705> ジーエル    83.9    960  12.3    6202    2  16.7
<7326> SBIIG   83.7    1855  29.9   21348    2   -
<5384> フジミインコ  62.6    2283  15.4   10435    2   -
<9267> Genky   61.0    1900  36.0   37401    2  16.3
<9842> アークランド  55.7    3938  14.8   32642    2  13.3

<4970> 東洋合成    47.1    781  10.6    6589    2  46.2
<2742> ハローズ    41.0    1957  13.6   38616    2  18.2
<4369> トリケミカル  38.1    1197  21.5    2525    2  32.3
<4427> エデュラボ   36.8    446  22.9    2173    2  71.2

※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:10/2(金) 20:17

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