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33%急騰してきた豪ドル/米ドルが調整局面入りか! 金の反落に利下げの噂も…

9/25 0:06 配信

ザイFX!

■9月1日からの米ドル高の流れは継続
 みなさん、こんにちは。

 9月1日(火)からの「米ドル高、円高」という、リスクオフの流れは継続。

 先週のコラムでも取り上げましたが、9月初日からマーケットのトレンドは変わったままです。

 多くの主要通貨が、9月初日に高値をつけた後、急速に値を下げています。

 ユーロ/米ドルが1.2011ドル、豪ドル/米ドルが0.7414ドル、英ポンド/米ドルが1.3482ドルの高値に到達したのが、9月1日(火)。その後、急速に値を下げている状況です。

 逆に、ドルインデックスが91.74の安値に到達したのが9月1日(火)で、その後、反発。

 つまり、9月1日(火)は3月中旬から延々と続いていた米ドル安が転換した日となります。

 これを確認できるのが、9月1日(火)から本稿執筆時点(9月24日)までの主要通貨の騰落率です。

 上で確認できるように、9月1日(火)から英ポンド、豪ドル、カナダドル、ユーロと、主要通貨は軒並み対米ドルで反落。

 9月1日(火)から、主要通貨に対して米ドルが反発しているのがわかります。

■「米ドル高、円高」でクロス円が下落している
 ただ、対米ドルで唯一上昇している通貨があります。それは日本円です。

 つまり、9月1日(火)からは「米ドル高、円高」でクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)が下落しているわけです。

 クロス円の推移をチェックすると、確かに9月1日(火)にユーロ/円は127.08円、英ポンド/円は142.71円の高値をつけ、急落しています。また、豪ドル/円は、9月1日(火)より1日早い、8月31日(月)に78.45円の高値をつけ、急落しています。

■「株安、円高」のリスクオフ相場も展開されている
 通常、「米ドル高、円高」は、株安と並走します。

 そこで、グローバルに株高を牽引してきたナスダックの動きをチェックすると、ナスダックが高値である1万2074ポイントに到達したのが9月2日(水)。

 これは、主要なクロス円が高値をつけたのと、ほぼ同日で、その後、大きく値を下げています。

 結果、ナスダックの動きも先月(8月)までとは、様変わり。

 9月1日(火)から本稿執筆時点(9月24日)まで、「株安、円高」のリスクオフ相場が展開されている流れとなります。

■豪利下げの噂も。ゴールドとともに豪ドル/米ドルも調整へ
 前述のように、9月に入ってからの「株安、円高」は、3月からのリスクオンの調整局面であると想定しています。

 先週のコラムでピックアップしたユーロ/円も調整局面入りしたままで、120円を目指し、じわじわと値を下げています。

 調整といえば、3月から40%もの急騰を見せていたゴールドはどうなっているのか、ここで確認します。

 ゴールドは、8月7日(金)に2075ドルの高値をつけて調整局面入りしており、為替や株と比較すると短期間に急騰した後、1カ月強、もみ合いの展開となっていましたが、ここにきて再び下落しています。

 ゴールドが調整局面入りしていることで、主要通貨の中でもっとも影響を受けるのが、ゴールドとともに上昇してきた豪ドル/米ドル。

 豪ドル/米ドルは、9月初日に0.7414ドルの高値に到達してから、高値圏内でもみ合っていましたが、ゴールドが軟調なこともあり、0.7250ドルに位置している200週移動平均線をクリアに抜けてから下落が明白に。

 加えて、豪州の大手銀行であるウェストパック銀行が、「RBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])が10月6日(火)に開催予定の金融政策決定会合において、政策金利を0.25%から0.10%へ引き下げるのではないか?」とのレポートを出しているようで、そうした思惑もあって、豪ドル/米ドルの上値がさらに重くなっています。

■下値余地が拡大している豪ドルの動向に注目
 先週のコラムから紹介してきたように、9月1日(火)より、ユーロ/米ドル、ユーロ/円は高値到達後、調整局面入り。

 そして、豪ドル/米ドル、豪ドル/円も、9月1日(火)、8月31日(月)の高値より反落しています。

 軟調なゴールドの動き、さらに、RBAの利下げの噂も重なり、3月以降、対米ドルで33%も急騰していた豪ドルも、調整局面入りした公算が高くなってきました。

 ゴールドの反落をきっかけとし、英ポンド/米ドルやユーロ/米ドルに追随する形で、下値余地が拡大している豪ドル/米ドル、そして、豪ドル/円の動向に注目です。

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最終更新:9/25(金) 21:57

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