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三菱UFJリースと日立キャピタルが来春合併へ、業界3位のリース会社誕生へ

9/24 13:40 配信

ダイヤモンド・オンライン

 三菱UFJリースと日立キャピタルは、来春に合併する方針を固めた。24日午後にも発表する。複数の関係筋が明らかにした。新会社は売上高が1兆4000億円規模となり、東京センチュリーを抜いてリース業界3位に浮上する。コロナ危機で航空機リースなど先行き不透明感が増しているが、合併によって2位の三井住友ファイナンス&リースを追撃する体制を整える。(ダイヤモンド編集部副編集長 布施太郎)

● 日立製作所は保有株を売却で親子上場解消へ 新会社の主導権は三菱商事が掌握

 三菱UFJリースと日立キャピタルは2016年に資本・業務提携を締結し、将来の経営統合を模索してきた。当初は、持ち株会社の傘下に2社がぶら下がる形態も検討したが、シナジー効果を高めるために合併を選択した。

 三菱UFJリースの株主には、三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行が合わせて発行済みの20%超を保有し、ほぼ並んで三菱商事が続く。日立キャピタルは日立製作所が同31%を持ち、筆頭株主になっている。日立製作所は今後、保有株式のすべてを三菱商事に売却する方向で調整しており、合併後の新会社の株主からは外れ、親子上場を解消する。

 新会社には、三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループがそれぞれ20%程度を出資する方向で詰めている。ただ、リース業を新たな収益源に育てたい三菱商事が主導権を取って、同社との連携を強めたい意向を示しているという。

● 売上高は東京センチュリー超え 業界3位に浮上

 売上高で見ると、三菱UFJリースは9237億円(20年3月期)で業界4位、日立キャピタルは4640億円(同)で8位。合併新会社は単純合算で1兆3877億円となり、東京センチュリーの1兆1665億円(同)を超えて3位に浮上する。首位のオリックスの2兆2803億円(同)には遠く及ばないものの、2位の三井住友ファイナンス&リースの1兆5137億円(同)に肉薄する位置を占めることになる。

 三菱UFJグループに属す三菱UFJリースはもともと金融に強く、日立製作所の子会社だった日立キャピタルは実物リースに強みがあり、業界には「相互補完効果がある」(大手行幹部)との見方もある。しかし、三菱UFJリースが強化してきた航空機リース事業は、コロナ危機による世界的な旅客需要の低迷が直撃しており、先行きの不透明感が高まっている。

 リース業界では、みずほフィナンシャルグループに近い東京センチュリーやみずほリース、芙蓉総合リースなどが競合するなど、競争環境は激しさを増しており、今後、さらなる合従連衡が進む可能性も出てきそうだ。

ダイヤモンド・オンライン

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最終更新:9/24(木) 13:40

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