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【米国株動向】株価が急騰するかもしれない注目のハイテク株3銘柄

9/20 10:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年8月30日投稿記事より

2020年も3分の2が過ぎましたが、あっという間に過ぎるように感じる人もいれば、永遠に終わらないように感じる人、あるいは両方が入り混じったように感じる人もいるかもしれません。

いずれにしても、今年が株式市場にとって極めて変動の大きい年であることは間違いありません。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに主要な株価指数は大きく落ち込み、その後目覚ましく回復して過去最高値を更新していますが(執筆時点)、ハイテク銘柄は回復局面で大きく寄与しただけでなく、今後10年、またはそれ以降も市場を牽引し続ける可能性があります。

そこで本誌の寄稿者3名に、今後の市場でアウトパフォームすると予想されるハイテク銘柄を紹介してもらいました。
株価急騰が見込まれる小型株
インピンジ(NASDAQ:PI)は無線周波数識別技術(RFID)タグ、センサー技術、ソフトウェアに特化した半導体企業で、身の回りにあるさまざまなモノをネットワークデータに結び付ける上で重要な役割を果たします。

同社のRFIDタグは小型で耐久性があり、電源を必要とせずに情報を送信することができるため、メーシーズやザラといった小売り企業は同社の技術を採用して、在庫管理や人気商品の特定、あるいは万引きや偽造品の防止に活用しています。

新型コロナウイルスの感染拡大は営業停止や消費者の買い物行動の変化など、同社の主要顧客である小売業界に大きな影響を及ぼし、インピンジの第2四半期売上高は前年同期比で約31%減少しました。

株価は年初来で10%安、過去最高値と比べると60%安の水準にありますが(執筆時点)、約5億4,000万ドルの時価総額は割安であり、今は買いの好機と思われます。

ウイルス禍が収束すれば小売企業も回復するでしょうし、小売企業以外では、例えば一部の病院が在庫管理に同社の技術を活用しており、今後も医療や医薬品の分野で導入の拡大が見込まれます。

もしかしたら、コロナウイルスワクチンの流通管理に採用される可能性もあります。

短期的な業績は厳しいかもしれませんが、データ関連事業は21世紀に入って重要性が増す一方であり、あらゆるものがデータでつながり、管理・分析される時代においてインピンジのRFID技術を採用する企業や組織が増えれば、株価は急騰する可能性があります。

【米国株動向】相場下落局面で注目すべきハイテク株3銘柄
クラウドの守護者
クラウドコンピューティングとサイバーセキュリティはいずれも成長トレンドのキーワードであり、これら2つのトレンドの両方に関係しているのがクラウドストライク(NASDAQ:CRWD)です。

クラウドストライクはクラウドを活用したサイバーセキュリティのスペシャリストであり、同社のFalconプラットフォームは人工知能を使って脅威を検出するため、顧客が増えるたびに新たな情報を得て学習し、全ての顧客に対する保護のレベルが強化されます。

さらに、同社はエンドポイントの保護も提供しており、その対象には在宅勤務で使用されるノートPCやタブレット、スマートフォンのみならず、モノのインターネットの拡大で接続されるあらゆる機器が含まれ、需要の拡大が見込まれます。

2021年1月期第1四半期の売上高は前年同期比85%増の1億7,800万ドルとなり、前年同期と比べて倍以上の新規顧客を獲得したことが増収に大きく寄与しました。

ジョージ・カーツCEOは決算発表の際に、「情報漏洩を効果的に防ぐのと同時にセキュリティやIT業務をシンプルにするという、クラウドストライクのFalconプラットフォームの能力を認識する企業が増えています。

サイバーセキュリティは障害や中断などが許されない、いわゆるミッションクリティカルであり、顧客企業はサイバーセキュリティへの投資を優先させています」と述べました。

社会全体でクラウド需要が高まり、またサイバー攻撃がより大規模に、より巧妙になる中、クラウドストライクに防御を求める企業はますます増加すると思われます。

【米国株動向】アドビとクラウドストライクのクラウド関連2銘柄比較
中南米のフィンテック銘柄
ストーン(NASDAQ:STNE)はブラジルのフィンテック企業であり、モバイル機器、オンラインショッピング、実店舗でのデジタル決済サービスを提供しています。

世界第8位の経済国であるブラジルでは依然として現金決済が主流ですが、電子決済の利用は拡大しています。

電子決済大手のスクエアやペイパルと比べると、ブラジル独自の支払い文化に精通している点がストーンの優位性となっています。

新型コロナウイルスはブラジル経済に甚大な影響をもたらしていますが、同社の総決済高(TPV)は第2四半期に前年同期比約28%増となり、7月は同約42%増でした。

第2四半期の売上高は同13.8%増の6億6,700万レアル(1億1,900万ドル)でしたが、経費も増加した結果、1株当たり利益(EPS)は同21%減の0.54レアル(0.10ドル)でした。

利益が低下しても株価の勢いは止まらず、ストーンの株価は2~3月の市場の下落局面でこそ落ち込みましたが、その後、他のフィンテック企業と同様に反発し、現在は年初来約20%高の水準にあります(執筆時点)。

予想株価収益率(PER)は約85倍と割高に見えますが、2021年度の利益は前年比約76%が予想され、株価収益率の高さを根拠づけることができるでしょう。

将来的にブラジル国内で浸透し、さらに海外の市場にも拡大すれば、株価は今後数年にわたって上昇し続ける可能性があります。

The Motley Fool

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最終更新:9/20(日) 10:00

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