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【米国株動向】任天堂の株価にさらなる上値余地があると考えられる3つの理由

9/19 10:01 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年8月30日投稿記事より

老舗ゲームブランド任天堂(OTC:NTDOY)の売上高と利益は新型コロナウイルス・パンデミックの局面でも堅調に伸び、株価は数年ぶりの高値に上昇しています。

消費者の巣ごもりと新しいゲームソフトの発売が大きな追い風となりました。

今年のホリデーシーズンはソニー・プレイステーション5とマイクロソフトXboxシリーズⅩとの激しい競争が予想されますが、任天堂の株価には短期的にも今後数年間を見渡しても上値余地があります。以下、その3つの理由を説明します。
オンラインのゲームソフト販売への移行が増益を下支え
長期的な観点から見ると、株式のパフォーマンスと増益率との間には密接な相関があります。

任天堂の第1四半期(6月30日終了)決算では、売上高が前年同期比2倍以上に増加しただけでなく、1株当たり純利益は前年比541%増加し、過去12ヵ月間の純利益は3,485億円(32億ドル)となりました。

こうした堅調な増益の背景にあるのは、カートリッジでの販売よりも利益率が高いオンラインでゲームソフトを購入するユーザーの増加です。

オンラインでのゲームソフト売上高は、前四半期のソフトウェア売上高全体の55.6%を占めました(前年同期は38.3%)。

新型コロナウイルスの流行で消費者が自宅待機を余儀なくされたことがオンライン販売を後押したことは明らかですが、オンライン販売への移行はこのところビデオゲーム業界全体における大きなトレンドとなっています。

小売業者が営業を再開にするにつれてオンライン売上高の伸びが鈍化するかもしれません。

また、ホリデーシーズンにはゲームソフトがギフトとして購入されるケースが増えるため、店頭での販売の割合が上昇する可能性があります。

しかし、売上高全体に占めるオンライン販売の割合は今後数年にわたり上昇し続け、それによって増益ペースが加速され、株価上昇を支える見通しです。
主要サプライヤーのエヌビディアが旺盛な需要の持続を示唆
半導体メーカーのエヌビディアは任天堂に家庭用ゲーム機スイッチのプロセッサTegra(テグラ)を供給しています。

同社は直近の四半期決算発表説明会で、任天堂の勢いが本物であると示唆しました。

具体的には、CFOのコレット・クレス氏が、来四半期のゲーム機向け半導体出荷量が「前四半期比で好調に」増加すると予想していると述べたのです。

これは、任天堂が今年のホリデーシーズンの旺盛な需要に備えて生産を急増させているためだと考えられます。
任天堂の現在のバリュエーションは割安かもしれない
任天堂の株価に依然として上値余地があると考える最も重要な理由はバリュエーションです。

任天堂の現在のPERは同業他社より低い約20倍です。

このバリュエーションは、同社の事業の勢いと成長見通し、中でも利益率が高いオンライン売上高の成長が継続する可能性を織り込んでいないと思われます。

一方で、任天堂にはアクティビジョン・ブリザードなどのゲームソフト出版社よりも低いバリュエーションが妥当かもしれません。

任天堂はハードウェアの販売によって売上高の約半分を創出しており、管理しなければならないリスクと設備投資というゲーム出版社にはない要素を抱えているからです。
それでも任天堂株は割高とは言えない
任天堂は、「ゼルダ」、「マリオ・ブラザーズ」、「あつまれ 動物の森」など独占的なゲームフランチャイズを擁しています。

最も新しい「あつまれ 動物の森」は、今年3月以降で販売数が2,000万本を超えました。

任天堂の最大の優位性の1つは、ゲームプレイヤーが同社以外では入手できない独占タイトルによって独自のゲーム体験を創造できることです。

【米国株動向】急成長のニンテンドースイッチ、サプライヤーよりも任天堂への投資を検討

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最終更新:9/19(土) 10:01

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