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NY為替見通し=リスクオン継続か、ポジションの偏りには警戒

8/11 19:28 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のニューヨーク為替市場では、アジア・欧州と進んだリスクオンの継続が期待されるなか、どの程度までドル売り・円売りが進むかを見極めることになりそうだ。
ロンドン午前に発表された8月独ZEW景況感指数は、71.5と2004年以来の高水準を記録した。ユーロ圏で経済規模が最大のドイツがV字回復への道を歩み始めていることは、ユーロにとってはかなりのポジティブ要因。ユーロドルは目先の下値めどと見られていた4日安値1.1721ドル手前で2度止められ、底堅さを確認できたことも買い安心感に繋がっているようだ。
 気になるのはポジションの偏りか。先週末に米・商品先物取引委員会(CFTC)が発表した4日時点の投機的ポジション状況では、通貨先物市場でユーロのネットロングが過去最大の約18万コントラクトまで拡大していた。先週末から米・中長期の金利低下が一服しており、もし米債利回りが上昇するようであれば、為替も調整モード(ユーロ売り・ドル買い戻し)に振れる可能性はあるだろう。

 ドル円はクロス円に支えられている面もあるが、ドルが他通貨で弱含むようであればその影響も受けやすい。くわえて、本邦輸出企業によるドル売り意欲も強いという市場参加者の声もあり、106円台での伸びは限定的か。本日は106.00円にNYカットのオプション設定が観測されており、そちらも値動きを限定的にさせそうだ。

想定レンジ上限
・ユーロドルは日足一目均衡表・転換線1.1806ドルを上抜けると、6日高値1.1916ドルが意識される。ドル円は3日高値106.47円付近が目先の上値めど。

想定レンジ下限
・ユーロドルは4日安値1.1721ドルから3日安値1.1696ドルが支持帯。ドル円は7日の米雇用統計後の安値105.56円付近が下値めど。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:8/11(火) 19:28

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