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【米国株動向】AMDとマイクロン・テクノロジーの2銘柄比較

8/9 12:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年7月28日投稿記事より

この数か月半導体セクターはマーケットをアウトパフォームしています。

それは、コロナウイルスのパンデミックの中で半導体チップの需要が引き続き強いためです。

当然のことながら、Advanced Micro Devices(NASDAQ:AMD)などのチップメーカーは、2020年に素晴らしい利益を上げています。

しかし、メモリおよびストレージ会社のマイクロン・テクノロジー(NASDAQ:MU)は、それほど利益を上げていません。

AMDはグラフィックスカード、コンピュータープロセッサ、サーバーチップの需要の増加から恩恵を受けています。

しかし、マイクロンはパンデミックが到来する前から供給過剰に苦しんできました。

これは投資家がAMDに投資し、マイクロンを売却すべきであることを意味するのでしょうか。
AMD
AMDはここ数ヶ月間、非常に順調に業績を上げてきました。

COVID-19の蔓延のために家にいる人々は、在宅勤務を行い、子供たちはゲーム用ハードウェアを購入しています。

同時に、データセンターのオペレーターは、データトラフィックをサポートする機能の拡張に取り組んでいます。

ストリーミングサービス、オンラインゲーム、およびビデオ会議の利用が増加しているからです。

上記の追い風は、同社の2020年のガイダンスから明らかなようにAMDの業績にプラスの影響を与えています。

同社は4月、今年は20%から30%の増収を見込んでいると述べました。

S&P 500の企業の半数以上がコロナウイルスのために2020年のガイダンスの発表を撤回したことを考えると、これは称賛に値します。

AMDは、その目標を達成すると思われます。AMDのOEM企業は、最新のRyzen 4000チップをベースにした100の新しいモデルを発表する予定です。

同社は今年のラップトップ市場を支配する可能性があります。

AMDの株価は先週、ライバルのIntelが7ナノメートルチップの発売を少なくとも6ヶ月延期すると発表したときに急騰しました。

Mercury Researchのデータによると、AMDは2019年第4四半期のラップトッププロセッサ市場の16.2%を支配していました。これは、前年同期から4ポイントの大幅な増加です。

そして、AMDは2020年の第1四半期にラップトップ市場シェアの20%を占める可能性があります。

TechNavioによると、世界のラップトップ市場は2024年まで年間1%のペースで成長すると予想されています。

その中で、AMDはIntelからより多くのシェアを獲得できるのではないかと予想されています。

さらに、AMDのコンピューティングおよびグラフィックスビジネスの成長を後押しする要因があります。

今年後半にRyzenプロセッサの新世代が発売されましたが、それは現在のプロセッサより20%も高速になると予想されています。

ゲームおよびサーバービジネスからの期待は非常に大きいといえます。

【米国株動向】AMDの株価がこの1年で2倍に上昇した理由
マイクロン・テクノロジーの事例
マイクロン・テクノロジーは第3四半期決算において、新型コロナウイルスのパンデミックがビジネスに悪影響を及ぼしていることについて懸念を表明しました。

しかし、同社は今四半期に年間売上が23%増加し、前四半期に記録した前年比14%の増加を上回ると見ています。

マイクロンがこの復活を実現できたのには2つの要因があります。

それは、メモリ需要の上昇と価格の改善です。

第3四半期のマイクロンのDRAMの出荷量は前四半期比で10%増加し、平均販売価格は1桁台半ばも増加しました。

また、NANDフラッシュの出荷も増加しました。

メモリチップは、データセンター、スマートフォン、ゲームコンソールなどの触媒のおかげで引き続き好調です。

しかし、投資家は供給側にも注意を払う必要があります。

業界の供給過剰により、投資家が心配する必要のある不吉な兆候がすでにいくつか現れています。

DRAMeXchangeのデータによると、6月の8GB DDR4 DRAMの価格は$ 3.31で、5月と同じでした。

当製品の価格は2019年12月から5月まで一貫して上昇していたにも関わらずです。

これは、マイクロンがこれまで享受していた価格上昇が止まった可能性があることを示しています。

また、DRAMのスポット価格が過去3か月で17%下落しており、現在の四半期も同様に下落すると見込まれています。

買い手が価格の下落を見込んで購入を控えているため、サーバーとPCのDRAMの価格は下落すると予想されます。

したがって、マイクロンは先月すばらしい四半期決算を発表しましたが、今後の決算についてはそれほど期待できないのではないでしょうか。

【米国株動向】注目の米国半導体関連株:マイクロン
どちらを注目すべき?
AMDは市場シェア拡大のおかげで反発しています。

しかし、マイクロンは1年を費やしてようやく立ち直りました。

これが、2020年のAMDの株式市場のリターンがマイクロンよりもはるかに優れている理由です。

しかし、AMDの好決算は、株価を割高にしました。

この記事の執筆時点で、同社のPERは161倍です。

一方、マイクロンはPER25倍で取引が行われています。

AMDは、カードや新ゲーム機に新製品を投入し、増益効果をもたらす可能性がありますが、投資家はAMD株の購入にあたってプレミアムを支払う必要があります。

しかし、AMDが今年最高の成長株であることから、投資家はその点は特に問題視していないようです。

The Motley Fool

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最終更新:8/9(日) 12:00

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